那須湯本温泉の歴史ある鹿の湯で日帰り温泉

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鹿の湯

9月25日(土曜日)は飛び石連休の真ん中の日だったのですが、朝から天気が悪く雨が降っていました。しかも風が強く、行楽には不向きな日でした。その少し前までは35度近くまで気温が上がり真夏日が続いていたのですが、この日は朝から肌寒いくらいの天気です。こんな日は高速道路も混まないのではないかと思い、ちょっと足をのばして、那須湯本温泉の鹿の湯まで言ってみることにしました。

外環で川口ジャンクションまで行き、そこからは東北自動車道を那須インターチェンジまで走ります。そこからは一般道で20分程度でした。カーナビに案内をしてもらったのですが、何故か那須湯本温泉の街に入ったところで非常に狭い道のところで右折するように指示され、そのまま通り過ぎてしまったら、有料道路を通って、どこか遠くに行くようなルートを引いてしまいました。

こうなると、もうどこに行くか判らないので、どこかにクルマを停めることが出来る場所が無いか探していると、県営の駐車場がすぐに見つかり、そこにラフェスタを停めました。

那須湯本温泉の県営駐車場

鹿の湯はどこかと探してみると、この駐車場から川の方へ下りていけばよいようです。

箱根湯本温泉 鹿の湯への道

この川へ下りていく道のことを「お初新道」と呼ぶようです。

お初新道の由来

この案内板には

 戦前までの湯治客は、各旅館から”鹿の湯”に毎日通って入浴していましたので、その近道を私財にて困難な崖地を切り開き道を作り浴室の便を図りました事から、その人の名をとり”お初新道”と呼ばれています

と書かれています。こんな感じの道です。

お初新道

お初の道を下りていくと、すぐに鹿の湯が見えてきました。川を渡るとき、建物がどんな感じになっているのかが良くわかります。建物はちょうど川をまたがるような形で建っており、橋から見て左手側にある建物が温泉のある建物、そして右側にある建物が玄関、受付や休憩所がある建物になります。

鹿の湯の建物


橋を渡ると、鹿の湯の由来を紹介した案内板がありました。

元湯 鹿の湯の案内板

その傍らには温泉が少しだけ湧いているところがあります。

温泉が湧いているところ

付近一帯は硫黄の匂いが充満しています。本当に温泉に来たことを実感できます。鹿の湯の入口に向かいました。

鹿の湯の入口

入口から入ると下駄箱がありますので、そちらに靴を入れます。そして、受付で入浴料を払いました。大人は一人400円です。そして、川をまたぐ渡り廊下を歩きます。

お風呂へと続く通路

渡り廊下の壁には入浴の心得が貼られていますので、読んでおくと良いでしょう。

入浴の心得

また、脱衣所にはロッカーがありません。貴重品は受け付け横のロッカーに入れておきます。こちらのロッカーは100円が必要です。

脱衣所は脱衣籠が置かれているだけのシンプルな場所です。そして、お風呂へと向かいます。お風呂は手前に長方形の湯船があります。こちらの湯船は掛け湯に使うようです。そして、その奥には正方形の浴槽が6種類ありました。そえぞれ、41度、42度、43度、44度、46度、48度と書かれています。

出来るだけ温いお風呂から入ろうと、まずは41度の浴槽に行ったのですが、こちらは子どもたちに占領されてしまっていたので、仕方が無く、42度の浴槽に行きました。各浴槽は4人入ると一杯になってしまいます。お湯は白濁していて、いかにも温泉という感じというお湯です。身体がポカポカと温まります。この日は夜まで身体はポカポカでした。

42度のお風呂がどんなに熱いかと思ったのですが、意外と入りやすい温度でした。結局はそのあと、43度と44度までトライしましたが、何とか入ることが出来ました。

お風呂場は浴槽がほとんどを占めていて、休む場所がほとんどありません。そこで、身体がほてってしまった人は、湯船の周りで休んでいます。そんな人がたくさんいるので、ちょっと不思議な光景になっています。

洗い場はちょっとだけあるのですが、シャンプーや石けんは置いてありません。強い酸性なので、泡立たないそうです。

また、途中で鹿の湯の係の人がお湯の温度を調整してまわっていました。電子式の水温計でお湯の温度を測って回った後に、熱いお湯を入れるための樋をかけたりして、水温を調整していました。

結局、1時間近く、色々なお風呂で暖まったあと、お風呂からあがりました。本当に良いお湯でした。那須にまた来る機会があれば、是非こちらには来たいと思います。

コメント

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