十和田八幡平国立公園の玉川温泉で日帰り入浴

サイト運営費捻出のため広告を使用しています

十和田八幡平国立公園の玉川温泉

十和田八幡平国立公園の一角にある焼山山麓近くにある玉川温泉に行ってきました。1680年に発見されて以降、非常に効能が優れた温泉として全国的に有名で、現在でも多くの湯治客が来ています。

また、日本で唯一の北投石の産地としても知られていて、そこでは岩盤浴を楽しむことが出来ます。

十和田八幡平国立公園の玉川温泉に行きました(駐車場の解説)

玉川温泉はラジウムを含有している世界でも非常に珍しい塩酸を主成分とした強酸性の泉質を示す温泉(酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉)です。効能としては、神経痛、リウマチ、胃腸病、糖尿病、皮膚病、循環器疾患などです。


源泉は摂氏98度と非常に高く、一つの場所から噴出している温泉の量としては日本最大の毎分約9000リットルの湯量を誇っています。

玉川温泉の大浴場

入浴料は大人600円、こども300円です。入口から入ってすぐの所にある券売機で入浴券を購入します。そして、玄関のところで立っている係の人に渡すと、中に入れて貰えます。ちなみにこどもについては、弱酸性の小さな浴槽にしか入ることが出来ませんと、こちらで話しをしてくれました。やはり、こどもの肌には強烈すぎるようです。

すぐに、男湯と女湯の入口があります。また。女湯の入口の横には貴重品を入れるためのロッカーがあります。こちらは100円玉が返ってこないタイプのロッカーです。

こちらの温泉は男女ともに同じサイズの大浴場で、全面的にヒバで作られています。まず、浴室に入ったら、入ってすぐ右手にある掛け湯を使って、温泉をかぶります。

次に源泉50%の浴槽に入ります。源泉50%の浴槽は普通の温度の浴槽と、ぬるめの浴槽の二種類があります。濃度50%とは言っても、こちらに入ると、最初は傷口などがヒリヒリとします。もしも目に入ったらかなりヒリヒリします。こんなにヒリヒリして、本当に身体に良いのかな?と少し不安になってきます。初日はあまり無理をせず、1回3分から5分入浴したあとは、同時間程度は外に出て休息するというパターンを何回か繰り返すと良いようです。

奥の方には蒸し湯がありました。室温が50度前後に調整されたサウナです。残念ながら水風呂は設置されていないようです。

そして蒸し湯の前には箱蒸しがありました。こちらは、頭を箱の外に出して、身体全体を蒸気で蒸すことが出来ます。こちらの箱蒸しの方が楽に入っていることが出来ました。

向かい側には浸頭湯、寝湯があります。こちらも濃度50%の温泉で、寝っ転がることが出来ます。また、浸頭湯の方は頭を温泉の中につけることが出来るようになっています。温泉の成分を頭の皮膚にしっかりと浸透させることが出来ます。

そして、飲泉できる蛇口もありました。源泉を2倍に希釈した温泉が出てくる蛇口と、水道水が出てくる蛇口があります。紙コップの中に温泉を少し入れて、これを5倍程度に水道水で薄めて飲みます。最初、説明書きを良く読まずに、温泉をそのまま飲んでしまったのですが、これがものすごい味でした。5倍に希釈しても、とても飲みやすい味ではありません。ただ、身体には確かに良さそうです。飲用後は歯を守るために、水道水で必ずうがいをしなければいけません。

もう一つが源泉100%の浴槽です。こちらは、とても強烈で、入った瞬間に身体がヒリヒリとしてきました。5分ほど入っていると、徐々に慣れてきましたが、それでもかなり厳しいです。この記事は、お風呂に入った日の夜に書いているのですが、まだ身体中がポカポカしています。ほかの温泉でも同じようなことはありましたが、特にこちらの温泉はポカポカが長続きしているような気がします。

こんなに凄い温泉は今までに入ったことがありません。また、東北に来ることがあれば、是非、こちらの玉川温泉には必ず寄りたいと思います。

玉川温泉の自然研究路を散策しました

 

コメント