水上バスの初クルーズで浜離宮・諏訪流放鷹術に参加しました

サイト運営費捻出のため広告を使用しています

獅子舞

家族が応募した水上バスの初クルーズで浜離宮・諏訪流放鷹術というイベントに2014年1月3日に参加してきました。両国国技館近くの水上バス乗り場に集合です。

両国駅には本当に久しぶりにおりました。昔は千葉方面へのターミナル駅だったこともあり、とても風格のある駅舎だと思います。

両国駅

少し早く着き過ぎたので両国駅西口の前にあるサンマルクカフェで少し時間をつぶしてから水上バスの乗り場に向かいました。こちらは国技館になります。

国技館

そして国技館を過ぎて少し歩いたところで、水上バスの乗り場に着きました。昔は簡単な乗り場しかなかったような気がするのですが建物もありました。

受付で葉書を見せると番号札や見えるところに貼るためのシール、お弁当、お茶、ワンカップ大関などを受け取りました。

受付が終わってしばらくすると、建物の前のスペースで獅子舞が始まりました。

獅子舞

獅子舞

そして、今度は「ひょっとこ」に変わりました。

ひょっとこ

ひょっとこ

水上バスターミナル前の狭い空間で獅子舞
人が多くてよく見えない

獅子舞

また獅子舞へと戻ります。

獅子舞

獅子舞

獅子舞が終わったところで準備ができるまでまた待合室で待って、10分もしないうちに番号順に乗船が始まりました。番号は受付順です。私たちは最後のほうでした。

乗り場

乗り場

こちらが水上バスの船内です。前に立っているのはボランティアのガイドの方です。

水上バスの中

水上バスの中

両国から水上バスは隅田川を上流へとさかのぼり始めました。

受付でもらったお弁当はこのタイミングで食べるか、放鷹が終わったあとに浜離宮恩賜公園で食べるかのどちらかになります船の中で先に食べてしまうことにしました。

お弁当

お弁当

吾妻橋付近は水上バス内でのマイクを使ったガイドは禁止なのだそうです。なぜなのかは説明をしてくれませんでした。

水上バスの中

やがて、水上バスからはスカイツリーが見えたり、王貞治の生誕の地の近くを通ったり、長命寺の灯籠があったりとガイドの方が細かく説明をしてくれました。そしてUターンをして今度は下流の浜離宮へと向かいます。

船からはやがて月島や築地市場などが見えてきて、浜離宮へ到着します。

月島

築地市場は一年後に新豊洲へ引っ越してしまう予定です。引っ越したあとはこの場所は何になるのでしょう。

築地市場

浜離宮へ到着後は少し歩いて放鷹術の海上へと向かいました。

浜離宮・

こちらが放鷹術の会場です。1月2日、3日の2日間、午前11時と午後2時からの計4回実施されます。

放鷹術の会場

付いたときには合気道の稽古が行われていました。すでにお客さんが集まり始めています。このイベントは浜離宮恩賜公園を訪れた人であれば誰でも見ることができるイベントです。

合気道

続いて鷹匠の皆さんが鷹をともなって出てきました。鷹ははじめての場所では非常に臆病な性格なので、このように一緒に歩き回ることで、鷹に慣れてもらうための訓練なのだそうです。昔、こちらの浜離宮は将軍の鷹狩の場として利用されていたので、やはりこのように鷹匠の皆さんが園内を1時間ほど歩き回るとともに、そのあとは銀座のほうまで歩いていったという記録があると紹介されていました。

井之頭公園付近でも鷹匠茶屋の方が鷹を連れて歩いているのですが、お店の宣伝か何かかな?と思っていたのですが、はじめて、このような目的があってやっていることだと理解しました。

こちらが飛び立った鷹です。

今度は隣接する電通の本社ビルの屋上から鷹を放って浜離宮へと降下させるという内容です。前日は鷹が別の場所へ行ってしまったのだそうですが、今回はうまく行くのでしょうか。

最初は笛の音に導かれるようにうまく旋回しながら降りてきたのですが、やがて周りから無数のカラスが集まってきて、鷹の周りを飛び始めました。鷹に自分たちの住処を奪われると勘違いしたためでしょうか。

結局、鷹は同じ浜離宮の中の茂みの中に身を隠してしまい、会場へは現れませんでした。鷹匠の方が迎えに行きました。鷹は非常に強い生き物だと思っていたのですが、意外と繊細な面があることを知り興味深いイベントです。

イベントが終わったあとに鷹を客席まで鷹匠の方が見せに来てくれました。

水上バスとの組み合わせではなく、この諏訪流の放鷹術だけでも見る価値のあるイベントだと思います。

☆鷹匠の庵 – 諏訪流放鷹術とは – 諏訪流のルーツ

コメント