青森の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を見学

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八幡平から足をのばして、東北道で青森まで来ました。メモリアルシップ八甲田丸が展示されていることを知ったので、寄ってみることにしました。

青函連絡船は明治41年の就航以来、80年の間に55隻の船が作られました。この八甲田丸もその1つで、最終運航日には青森桟橋を午後5時過ぎに出航して有終の美を飾りました。

以前は東京お台場の船の科学館にも羊蹄丸という青函連絡船が展示されていましたが、船の科学館の休館に伴い譲渡されてしまったので、今でも青函連絡船を見学できるのはここだけなのではないかと思います。

  

八甲田丸の入館料金は大人500円、中人300円でした。JAFの会員証があると1割引になります。

  

こちらの連絡橋は青森駅からつながっているようです。以前、青函連絡船が走っていた当時はこの連絡橋を渡っていたのかもしれません。
  

乗船口にと向かいます。

  

船内に入るとすぐに青函ワールドになっていました。
  

どこかで見たことがあります。もしかすると、羊蹄丸に展示されていた青函ワールドを移設したのかもしれません。

戦後は行商の人たちが荷物を運ぶのにも使われて、りんごや米などが北海道へと渡りました。

  

    
    
    

やはり、青函連絡船 羊蹄丸から譲渡されたことが紹介されていました。
    
    

この人は少し首が後ろに曲がりすぎています。
   

暖炉にあたっているおじいさんと子どもがいます。

   

  

リンゴを売っています。

  
    

赤帽さんです。荷物を運んでくれました。
  

    
 
こちらは台風で沈没事故を起こしてしまった洞爺丸の模型です。

   
洞爺丸 
洞爺丸の後ろ、貨車を積み込むスペースは常に開いている構造になっていたため、台風の高波で海水が船内に入りやすくなっていました。

   
こちらは当時から使われていたグリーン席です。青函連絡船の技術を紹介したビデオが放映されています。

貨車は常に左右のバランスを取って載せることができないので、左右に水のタンクを乗っけてそのバランスをとる仕組みが開発されていました。

  

こちらのビデオはとても長いようで、15分くらい見たところで終わりにしました。

 

   
    
 
こちらは寝台室です。青函連絡船は夜行便もありました。

   
 
こちらは船員さんのサロン会議室です。

   
 
船長室もあります。

 船長室  
 
こちらは事務長室です。

   
    
操舵室も見学できました。

    
こちらは無線室です。

    
 
続いて車両甲板に降りました。

   
  

もっとも突端は連結器が準備されていました。こちらに連結して動かないようにしていたのでしょうか。

  
    

特急列車のディーゼルカーです。
    

DD16型ディーゼル機関車が展示されていました。
    
車両甲板の下はエンジンルームです。

    
 

お客さんが結構たくさん見学していて安心しました。青森駅と直結しているという利便性が良いのでしょう。

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