年末に「子の権現 天龍寺」でお参り

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国道299号線を使って秩父に行くことが多いのですが、いつも「子の権現」という看板が気になっていました。武蔵野観音32番札所、関東百八地蔵尊十番札所に指定されています。

今回、年末に秩父に行った際、青空が広がっていて山の上も見晴らしがいいだろうと思い、子の権現へ行ってみました。国道299号線から細い道に曲がって約5kmほど走ったところにあります。

クルマのすれ違いができないような場所が多いので、運転には注意が必要です。あまり人家がないような一本道を上っていくことになり少し不安ですが、やがて山の頂上付近に近づくにつれて、そろそろ着きそうな感じがしてきました。ただ、ガードレールは崩壊していたり、道のメンテナンスはあまりおこなわれていないようです。

すると、舗装された広場のような場所に出ました。特に駐車場の表示が無かったので、もう少し車で先に向かってみると分岐点のようなところに出て、参道は一般車は進入禁止の表示があり、少し戻ったところにある屋根付き駐車場を使うように書かれていました。屋根はありませんでしたが、先ほどの舗装されていた広場が駐車場だったようです。

この駐車スペースからの眺めがとても良かったです。

参道前の道は関東ふれあいの道に指定されていました。


仁王様が立っています。昭和十一年に造像されました。
  

この日は空気が澄んでいて遠くの山までよく見えました。

本坊は江戸時代末期に建てられたものです。屋根は杉の皮で何層にも葺かれています。

こちらでは本尊様へ履物を奉納して願をかける習わしがあります。

こちらのワラジは重さが2トンもある日本一の鉄ワラジです。

 

総けやき造の旧本堂は昭和56年に落雷により焼失してしまい、その後二年後に再建されました。

本堂の裏手から見晴らし場に向かってみました。山頂には鐘つき堂があります。

遠く、東京スカイツリーまで見ることが出来ます。


  

私たちのようにクルマで参拝に来た人のほか、自転車で来た人や登山服姿の参拝客もいました。交通の便は非常に悪いところですし、また年末の朝9時前という時間にもかかわらず、かなりの参拝客がいて驚きました。

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