高速道路無料化はかなり限定的?

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民主党がかかげてきた政策である「高速道路原則無料化」が実施される範囲はかなり限定的なものになりそうな雰囲気になってきました。

朝日新聞の報道によればフェリー業界への配慮、日本列島の大動脈の渋滞への配慮等から、本四連絡橋の4ルートや東名高速道路、名神高速道路は無料化の対象外になるようです。またそのほかの高速道路についても渋滞への影響を配慮しつつ予算とにらめっこをしながら範囲を決めるようで、従って2010年の実施範囲はかなり限定的なものになってしまいます。

国交省では2010年度から社会実験という形で無料化を実現するために6000億円を要求していますが、この予算は削減される見通しです。いったい、どの程度が無料化されるのでしょうか。大都市近郊圏はもちろん難しいですし、また現在高速道路1000円を実施している地方高速道路についても、かなり絞らなくてはいけないのではないかと思います。

とすると、自民党政権下ではじめた休日1000円の政策の方が良かったのではないかとさえ思えてきます。この際、民主党は高速道路原則無料化のマニフェストは引っ込めて、現在実施している政策をそのまま延長した方が良いのではないでしょうか。

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