所沢航空発祥記念館でゼロ戦の展示を見ました

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所沢航空発祥記念館で堀越二郎に関する展示を見たあと、会場の奥にある零戦の展示室に行きました。こちらには専用の入館券を持っていないと入ることができません。

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零戦は正式名称を「海軍零式艦上戦闘機52型」といいます。今回展示されている飛行機は、1944年6月にサイパン島で米国海兵隊によって無傷の状態で捕獲されたものです。

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栄二一型エンジンをはじめ、多くの部品がオリジナルなままで飛行が可能な世界で唯一の機体なのだそうです。

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1937年に日本海軍が航空機メーカーに試作を指示、そして1939年に初飛行に成功、1940年7月に正式に採用されました。

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設計図も展示されていました。

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機体設計上は下記の特徴があります。

・低い馬力のエンジンで高い軽快性を実現するための機体の軽量化の工夫

・空気抵抗の減少と優れた操縦安定性を目指した空力設計

・低速可変ピッチプロペラ

・世界の戦闘機の水準をはるかに超える航続距離

・戦闘機として高い攻撃力

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零戦は実用化後も改良を重ねて、三菱飛行機と中島飛行機の両社で合計約10,500機が生産されました。

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