先日、逗子にある「なぎさ橋珈琲」でモーニングを食べた後、葉山公園の駐車場に車を停めて、昭和62年に一般に開放された葉山しおさい公園まで行きました。こちらは大正天皇崩御・昭和天皇皇位継承の地として葉山町の史跡に指定されている場所です。葉山御用邸の付属邸の跡地に作られました。
この付属邸は岩倉具定、金子堅太郎、井上毅の各別荘を買い上げて大正8年に創設されました。
四季折々の花木が鑑賞できる日本庭園や天気が良ければ富士山や伊豆半島が臨める黒松林など、昔、御用邸の一部だったことが感じられる場所です。
入園
入園料は高校生以上の一般が300円でした。園内にはしおさい公園散策のみに使用することができる20台分の駐車場もありますので車で来ても大丈夫です。
敷地内は全面禁煙です。
こちらの奥に駐車場があります。車で来た時は受付の前で一旦ストップ、車を降りて受付を終わらせてから車を駐車スペースに移動します。
葉山しおさい博物館
園内を少し歩くとしおさい博物館がありました。こちらは入園者ならば入館無料です。
この入口の部分は旧御用邸付属邸で実際に使われていた御車寄せを移設して作られました。
即位記念の碑があります。
葉山しおさい博物館の入口では七夕の飾りがありました。
一階には主に葉山の歴史、地下一階には相模湾にかけての生物の展示があります。常時展示室と企画展示室があります。
ヨットの展示があります。
こちらが地下の展示です。
日本庭園
しおさい博物館の奥は三ヶ岡山を借景とした日本庭園になっています。
この池の水は井戸水を使用しているそうです。大きな錦鯉がたくさん泳いでいました。
海の近くの井戸となると海水が混じってしまうのではないか?と思いますが、錦鯉は元気に泳いでいるので大丈夫なのでしょう。
水が噴き上がっている場所があります。
本当に景色が素晴らしい日本庭園です。
噴井の滝
その奥には滝もありました。噴井(ふけい)の滝です。
本格的に水が落ちてきます。滝の周りはマイナスイオンが多くて爽やかな感じがします。
遠くから見ても綺麗です。
海の方へ黒松林の中の小道を歩いて行きます。紫陽花がきれいに咲いています。
海が見えてきました。
海の家の屋根が見えました。
この辺にパーゴラテラスがあり、少し高くなったところにベンチがあります。
この日はいかにも雨が降り出しそうな黒い雲がありました。
広場もあります。
潮見亭
無料休憩所がありました。潮見亭です。平成5年に皇太子殿下の御成婚を記念して復元されました。
午前9時から午後4時半まで空いています。
潮見亭から海をみるとこんな感じです。
一景庵
先ほどの和風庭園のところには喫茶ができる場所がありました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため週末のみの営業です。
抹茶、紅茶、コーヒー、アイスコーヒーが300円、葉山夏みかんサイダーが200円です。
こんな感じの建物です。
そんなに広いわけではないので、ゆっくりと大回りで一周しても60分ほどです。とても綺麗に整備された公園でした。
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