身延山久遠寺でしだれ桜を鑑賞したあと、どこかで夕食を食べてから帰ろうと思い、身延町周辺の店舗の中から見つけたのが、今回訪問した郷土料理店「つがる」です。場所は国道52号線と本栖みちが交わる上沢交差点の近くから路地に入っていったところです。細い路地なので、少々場所が分かりにくいです。
午後5時に行ってみたのですが、残念ながら夜の部はまだオープンしていませんでした。ちょうど身延町の防災無線で、佐々木恵梨さんの「おかえりなさい 少年たちよ」が流れていました。きちんと歌詞も付いている曲なので午後5時の時報とは合わないような気もするのですが、とても良い曲です。
郷土料理つがるの厨房を見てみると電気がついていて仕込み中の雰囲気だったので、周囲を車で走って、午後5時半頃に訪問したところ、今度はオープンしていました。
店内に入ってみると、この日はお座敷の片側で無尽の予約が入っているので、もう片方の座敷かカウンター席に案内されました。
冷水は下部温泉でとれた冷鉱泉、ミネラルウォーターでした。
口当たりが驚くほど優しいです。
こちらがメニューになります。
今回は山梨県の伝統的家庭料理、野菜ほうとうを注文しました。なんと、価格は税抜750円、ほうとう専門店の半分くらいの価格でとってもリーズナブルです。
お味噌の味がしっかりとついていて、固めの麺によく合います。こちらの麺、吉田のうどんを作っている製麺所のものだそうです。
野菜がたっぷりと入っていて、形が崩れない程度に固めです。野菜ほうとうと言えば、かぼちゃがトロトロになったものも美味しいですが、形がしっかりと残っている野菜ほうとうも美味しかったです。
しかも、沢庵を炒めたお新香、茄子の味噌煮も付けていただきました。
普段は地元の方が利用されることが多いですが、久遠寺のしだれ桜の時期などには、県外からのお客さんが来ることもあるそうです。
ごちそうさまでした。
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