大きな鉄道テーマパーク「さいたま市の鉄道博物館」を見学

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鉄道博物館

2月7日(日曜日)に、さいたま市にある鉄道博物館に行ってきました。開館間もない頃に行ったことがあります(鉄道博物館に行った (その1))ので、これで2回目になります。前回は、まだとても混んでいる時期で、ゆっくりと展示を見て回ることが出来ませんでしたので、今回は子どもを連れて朝から行って、くまなく見て回る意気込みで現地に向かいました。

鉄道博物館は朝の10時から夕方の18時(入館は17時30分)まで開館しています。駐車場が混んでいると嫌だったので、朝10時少し前に現地に到着するように家を出ました。カーナビの指示に従い、鉄道博物館駅の前を10時ちょうど頃に通過しました。その先に、P3、P2とカウントダウンのように駐車場が続きます。ネットで事前に勉強したときに、乗用車はP1の入口から入らないといけないということを知っていましたので、P1までそのままラフェスタを走らせます。


そして、P1の入口があるところは、きちんと右折用の車線もあり、そちらから駐車場の中に入りました。幸いなことにまだそんなに駐車場は混んでいないようです。ぐっと回り込んで走っていくと、案内の人にクルマを停める位置を指定されました。

入口を探していたところ、ノースエントランスというところを見つけたので、そちらに向かってみました。ノースエントランスの前まで行くと、「この時間はこの入口は団体専用の入り口になっているので、ここからは個人のお客様は入ることが出来ません」と言われます。それならば書いておけよと思いつつ、中央の出入り口の方へと向かいました。こちらは開館直後ということで、長い行列が出来ています。行列の最も後に並びます。

徐々に制限をしながら20人くらいのお客さんごとに案内をしているようです。足下を見てみると、床は時刻表になっていました。

鉄道博物館の入口の床は時刻表になっている

一方で天井を見上げてみると、複雑な幾何学模様になっています。これはいったい何だろうと思いつつ天井を見上げていると、「3244M」等の列車番号が斜めの線の横に書かれていますので、こちらはダイヤグラムということで間違えなさそうです。

鉄道博物館の入口の天井はダイヤになっている

床や天井を見ているうちに10分ほどで切符売り場まで行くことが出来ました。 スイカを持っていれば、そのまま改札機から通ることが出来るものと思っていたのですが、いったん自動券売機で受付を済ませないといけないようです。スイカでタッチして簡単に受け付け完了です。入場料は大人が一人1000円もするのですが、自動的にスイカから引き落とされてしまうと、高いという感じがしなくなるので不思議です。

入口から入ったら:すぐに、体感展示予約機でミニ列車の予約券を確保するため行列に並びました。20分ほど並んだでしょうか。12時30分からの予約券を確保することが出来ました。最初はヒストリーゾーンをまわってみます。

こちらには数多くの歴史的に重要な車両が展示されています。こちらの車両一つ一つについては、別のエントリーで紹介します。子どもとくまなく展示車両を見て回ったあとは、今度は2階のジオラマへと向かいました。前回は長蛇の列が出来てしまっていて、ジオラマの部屋の中にすら入ることが出来なかったので、今回が初めての訪問です。こちらは、HOゲージの鉄道模型で作成された大きなレイアウトが展示されています。10時から11時の間は室内開放という時間になっていて、特別なイベントは無いように見えますが、一応室内に入って、椅子に座って、わずかに動いている模型列車を見ていました。

すると、団体のお客さんなんかも入ってきて、次第に人の数が多くなってくると、DVDを使った自動運転が始まりました。10分ほどの番組で、明け方から始まって、夕暮れ、そして次の日の朝方までを、列車の運転を通して説明してくれます。短い番組でしたが、十分にジオラマを楽しむことが出来ました。

鉄道博物館のジオラマ

鉄道模型の運転を見た後、まだ時計の針は11時30分にもなっていなかったのですが、空いているうちに日本食堂でランチを食べます。12時過ぎに見てみたら、この日本食堂の入口には長蛇の列が出来ていましたので、出来るだけ早い時間院ご飯を食べてしまった方が良さそうです。

1階の中央部分にこの日本食堂はありますが、ほかに2階にカフェテリア、そして、何カ所かにお弁当を食べることが出来る車両が準備されています。

食事を食べることが出来る車両

続いて、ラーニングホールの1階から3階へと上がりつつ展示を見て、鉄道が走る仕組みを子どもと一緒に学びました。3階まで行くと実際の列車がよく見えます。東北新幹線、上越新幹線の高架がすぐ横に通っているのですが、ここに新幹線がいつ通るのか時刻表も置いてありました。

新幹線の通過予定時刻が書かれた時刻表

新幹線

そのあと、そろそろミニ列車の予約時間である12時30分が近づいてきました。ここで、子どもがミニシャトルに乗りたいと言い始めたので、ミニシャトルの列に並びます。こちらは無料で乗ることが出来る連絡列車です。

ミニシャトル

ノースエントランスまで行くことが出来て所要時間は約3分です。正直言って、歩くスピードより遅いので、急いでいるときには歩いた方が絶対に良いです。一つの客車には4人席と2人席がついていて合計で6人が乗ることが出来ます。

ノースエントランスから戻るようにしてミニ列車の受付まで行きました。

ミニ列車の受付

ミニ列車は京浜東北線や中央線、成田エクスプレス、あずさなど、いろいろな列車が走っています。どの列車に乗るかは選ぶことが出来ません。順番に案内されます。列車によって、1ハンドル式の車両と2ハンドル式の車両があるようです。私たちが乗ったのは京浜東北線で、1ハンドル式の車両でした。レバーを前後するだけで運転できるので、簡単に操作できます。また、ペダル部分を踏むと警笛を鳴らすことが出来ます。

ミニ列車の運転席

ミニ列車を楽しんだ後は、C57をのせたターンテーブルがまわるというので、また、ヒストリーゾーンまで戻って見学しました。何回か汽笛を鳴らしてくれます。

ターンテーブルの回転

最後にノースエントランスにある鉄博ホールで映画が上映されるということだったので、見ていきました。北海道の機関区を舞台に雪と機関車の戦いを描いた映画でした。

いろいろと鉄道博物館の中を見て回って、結局、3時頃に駐車場を出ました。万歩計を持って歩いていたのですが、あっちに行ったり、こっちに行ったりで、結局7000歩ほど歩いていました。結構、疲れました。

午後3時にもなると、この時間にはすでにポツポツと駐車場の中には空きが出来ていました。

 

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鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM -
鉄道博物館は、東日本鉄道文化財団が設立した鉄道の歴史博物館です。

【2020/03/22追記】

「てっぱく」では2018年7月に南館がオープンしました。一階と二階には仕事ステーションがあります。仕事ステーションでは運転士や車掌だけではなく鉄道の運行を支えるさまざまな仕事について学べる体験型のミュージアムになっています。フロアの中心には、山形新幹線用に平成4年に製造された411型新幹線電車、およびE5系新幹線電車のモックアップが展示されています。

三階は歴史ステーションで明治時代に開業してから140年以上もかけて進化してきた日本の鉄道の歴史をバラエティ豊かな展示で振り返っています。

四階は目の前を走る新幹線を眺めながら食事ができるビューレストランがあります。

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