温泉博士12月号の温泉手形で無料入浴できる施設の中から、埼玉県の都幾川にある四季彩館というところへ行ってきました。今回は関越自動車道がかなり渋滞しているようでしたので、高速道路は使わずに一般道で現地を目指しました。
一般道でときがわ町へ
所沢のあたりも混んでいるようでしたので、新青梅街道で清水五丁目交差点を曲がり、西武園遊園地のあたりを突っ切って岩崎交差点、バイパスを走り、宮沢湖のあたりを通って、都幾川へ行きました。このルートであれば野口橋交差点の手前で少し混んでいた以外は比較的順調に行くことができました。
現地に近づき、ナビが目的地に到着しましたと案内してくれても、どこが駐車場でどこが温泉の建物なのか、今ひとつよくわかりません。そのまま少し走ってみると駐車場があったので、そちらにクルマを停めます。案内はもう少し充実させた方が良いのではないかと思いました。
駐車場にクルマを停めて、周りを見わたしても、どこが温泉なのか、また判りません。駐車場にあった都幾川の広域案内板がありました。
ただ、これを見ても、まったく温泉の場所がわかりませんでした。仕方がないので、適当に歩いてみると、建物が見えてきて、やっと場所が分かりました。
三波渓谷
建物のすぐ裏には、三波渓谷が広がっています。紅葉がとても綺麗でした。
都幾川温泉 四季彩館
建物の中に入ると、すぐに受付があります。入浴料は大人800円、中学生まで400円と、少々値段が高めでした。そのせいか、館内はかなり空いていました。
入館料にはソフトドリンクがサービスされます。この日はコーヒーのサービスでした。
廊下を歩いていくと、横には足湯が整備されています。
庭にも出られるようになっていました。
そのまま廊下を歩いていくとお風呂がある別棟に続きます。
脱衣所に入るところにロッカーがあり、そこに貴重品をしまってから脱衣所に行く仕組みになっていました。
お風呂は内湯と露天風呂に分かれていて、それぞれに浴槽が一つと洗い場がいくつかあります。
温泉は「ナトリウム-塩化物冷鉱泉(等張性・アルカリ性・冷鉱泉) 」で、源泉からタンクローリーで運んできたあと、5倍に希釈して利用していると解説されていました。
5倍に希釈と聞くとなんだか温泉の雰囲気が損なわれるのではないかと思ったのですが、お風呂に入ってみると、全身がすぐにヌルヌルとしてきました。かなり強いアルカリ性なのではないかと思います。
サウナなどの設備は一切ありませんが、この泉質のお風呂があるならば、お風呂だけというのも十分に有りなのではないかと思います。
お風呂からあがったあとは、しばらく足湯でのんびりとしました。この足湯、足を入れるところの上がテーブルになっているので、本を読んだり、iPhoneをいじっていたりすることができます。ただ、iPhoneを取り出しても残念ながらソフトバンクの3G 回線は圏外の表示になってしまっていました。ソフトバンクにはもう少し何とかして欲しいところです。
そのあと広間に行きました。こちらには、テーブルがたくさん並んでいますが、とても空いていました。
売店にはお弁当が売られていますので、こちらを買ってこの広間で食べました。売店でお弁当を購入すると、暖めたあとに広間まで持ってきてくれます。
【2022/03/19追記】
ブラタモリで紹介
今日のブラタモリは日本の温泉特集でした。その中で、日本でトップクラスの強アルカリ性温泉として、都幾川温泉のお湯が紹介されました。高校の教科書にも掲載されたことがあるそうです。
都幾川温泉のお湯をそのまま楽しめるのは、天然都幾川温泉 旅館とき川です。pHが11.3となっています。例えると、強い石けんのような泉質で、余分な皮脂を取り除き、角質を柔らかくして肌がスベスベになります。
宿泊ではなく日帰り利用専門で、二部屋を昼の部と夕の部の2回に分けて1日4組だけが利用することができます。貸切温泉と柚子薬膳料理が付いて税抜9500円です。
都幾川温泉 旅館とき川は1990年に堀掘されて2014年にリニューアルされました。加水なし、加温あり、循環なし、消毒なしで提供されています。
ときがわ町のおすすめ情報
ときがわ町は美味しい豆腐屋さんや美味しいカレーパンが食べられまりもします。
美味しいパンは、丘の上のパン工房がお勧めです。
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