アリランラーメン八平でお腹いっぱい食べたあと、まだ時間に余裕がありましたので、房総の小江戸とも呼ばれる大多喜町というところに行ってみました。まずは、ナビで「いすみ鉄道」の大多喜駅をセットし向かいました。アリランラーメン八平については、こちらで紹介しています。
大多喜駅まで着いて近くに駐車場は無いかと探してみると、駅前から少し坂を下がったところに町営の駐車場がありました。こちらにラフェスタを停めます。嬉しいことに無料で駐車することが出来ます。
クルマを駐車場に停めた後、まずは大多喜駅に行ってみました。「デンタルサポート大多喜駅」という名前になっています。なぜ、デンタルサポートなのか、歯医者でも併設されているのかと思えば、千葉県内の訪問歯科の会社「デンタルサポート」が命名権を取得したことにより、2009年からこの名前になっているそうです。
唯一の有人駅
Wikipediaによれば、いすみ線の中では唯一の有人駅だそうです。駅の構内には車庫があります。駅舎の中に入ってみると、切符の自動券売機がありました。窓口がありますので、手売りしかないのかと思えば、こんなに綺麗な自動券売機があるのには驚いてしまいました。
また、一日フリー乗車券のボタンがとても大きいのがわかります。出来るだけ、フリー乗車券を買ってもらって、沿線の観光客を増やしたいのだと思います。
また、黄色い列車という売店もありました。
楽美健茶という瓶入りの飲料が売っていました。爽健美茶のようなものでしょうか。
こんなジオラマもありました。
鉄道関係の書籍もあります。いすみ鉄道や大糸線などのローカル線がらみの本が多いと思います。
大多喜町
駅の外に出てみると、大多喜町の周辺地図がありました。
こちらは、大多喜町にある古い建物などがどこにあるかが判る大多喜絵図です。
房総中央鉄道館
こちらは房総中央鉄道館です。先ほどの町営駐車場におりていく道をそのまま歩いていくと左手にあります。
開館時間は10時から午後3時30分まで。
開館日は土曜日、日曜日、祝日
入場料は大人200円、子ども100円です。
さらに町を歩いてみました。
酒屋さん
レストラン列車
いすみ鉄道ではレストラン列車が運転されています。NHKの番組「沁(し)みる夜汽車」で横山さんというシェフとともに紹介されていました。大変だった時期にレストラン列車をやらないかと、いすみ鉄道から声をかけてもらったそうです。
レストラン列車がうまく行ったとき、経営するレストランの方も大きくしたのですが、そのあと台風で大きな被害を受けてしまいました。なんとか改修をしてお店の営業を再開したのですがお客さんが戻らずに、お店を縮小せざるを得なかったそうです。お店で働いていた人も解雇しました。
そんなとき、また、いすみ鉄道からレストラン列車をやりましょうと声をかけてもらったそうです。
またレストラン列車で一からやり直して生活を立て直していきました。しかし、新型コロナウイルスでまた打撃を受けてしまいます。しかし、2021年3月からはレストラン列車の運転が再開されます。
そんな話が紹介されていました。
こちらが、レストラン列車の公式サイトです。
残念ながら2022年9月をもってレストラン列車の運行は終了しました。
【2019/07/24追記】
貴重な気動車
いすみ鉄道にあるキハ28・キハ52は元は国鉄、その後、JR西日本が保有していたもので、製造されたのが昭和40年という貴重なものだそうです。いすみ鉄道には平成23年に譲渡されました。
元々は国鉄の非電化区間の急行用気動車として製造されて、キハ58にはエンジンが二台、そしてキハ28にはエンジンを一台としたものです。
それまでの気動車よりも車体の幅を広げて居住性を向上させたのが特徴です。今度、いすみ鉄道に乗る機会があったら、こちらの車両にうまく当たれば良いと思います。
【2020/09/14追記】
帰れマンデー
今日は帰れマンデーでいすみ鉄道編の再放送をしていました。中居正広さんがゲストで出演しています。沿線はのどかな光景で本当にきれいな光景の中を走る千葉を代表するローカル線だと思います。駅の近くで飲食店を見つける旅はかなりの苦労をして歩き回っていましたが、番組としてはとても面白かったです。
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