12月の日曜日に山中湖村にある紅富士の湯というところに行ってきました。こちらには免許取り立ての四年ほど前に一回来たことがありますので、今回で二回目の訪問になります。場所は東富士道路の山中湖インターの近くにあります。
事前に公式サイトにあった10%割引クーポンを印刷して、現地へと向かいました。先日の笹子トンネルの崩落事故で、大月インターから勝沼インターの区間は通行止めになっています。しかし、河口湖方面へは大月ジャンクションから分岐する形になりますので、問題なく高速で行くことができます。
道志みちで山中湖へ
しばらく走っていない道志みちのことも気になるのと、節約のために、橋本から津久井湖の方へ出て、道志みちを経由して山中湖に向かいました。
朝早く、7時頃に自宅を出たのですが、非常に道が空いていて、現地には朝の9時頃に着きました。
紅富士の湯
12月から3月の土日祝日は朝6時から営業していますので、駐車場には既にかなりの数のクルマが停まっていました。営業時間については事前に公式サイトで確認することをお勧めします。
こちらの自動券売機は面白いことに、玄関よりも外にあります。こちらの自動券売機で10%割引の入館券を購入しました。630円ととてもリーズナブルな料金です。
受付で入館券と割引クーポンを渡せば手続き完了です。大浴場は二階にあるという表示になっていました。階段で二階にのぼってみると、男湯、女湯の入り口と、大食堂がありました。食堂にはあとで立ち寄ることにして、まずはお風呂へと向かうことにします。こちらがお風呂の入り口です。
脱衣所のロッカーは100円玉返却式です。ロッカー荒らしが多数発生しているようで、貴重品は貴重品ロッカーにしまうようにあちらこちらに掲示がありました。
内風呂
内風呂は入ってすぐのところに掛け湯、目の前にジャクジーの大きめの浴槽が一つ、その横に温泉の浴槽、右手側奥に源泉ぬる湯、左手側奥に洗い場、ドライサウナ、スチームサウナがあります。
こちらの温泉はアルカリ性単純温泉で水素イオン濃度(ph)10.3です。入ってみると、肌に柔らかい感じのお湯でした。循環のためだと思うのですが、意外と温泉っぽさがありません。小さな浴槽でも良いので、源泉掛け流しの浴槽があったら最高だったと思います。ただ、温泉は保温性は高いようで、身体はとても温まりました。
内風呂には露天風呂を見下ろす位置に大きな窓ガラスがあり、そこからは富士山を見渡すことができます。
ドライサウナはそんなに部屋の中は熱くなく、あまり身体に負担をかけることなく入ることができるサウナでした。METOSというブランドのサウナ装置です。部屋の中は二段になっていて、上段の方が多少は熱いですが、熱くて厳しい感じではありません。
サウナ室の横には水風呂があるのですが、少し底が浅すぎます。横たわらない限りは全身が水風呂につかりません。私はこちらの水風呂は使わずに、掛け湯をしたあとに一番奥にある源泉ぬる湯で身体を冷やしていました。源泉ぬる湯は水温は28度ほどなので、サウナのあとの水風呂としては少し冷たさが足らないのですが、身体を冷やす目的は果たしてくれます。
露天風呂
露天風呂のエリアにいくためには、内風呂にあるドアを開けて、階段をおりていく形になります。
こちらの階段は冬になると凍結してしまう可能性があり、階段の上には暖かいお湯が流されていました。
露天風呂には浴槽は二つあります。どちらのお風呂にも大きな屋根がついていますので、雨や雪が降っても安心して入っていることが出来ます。一つは、37度に調整されたぬるめの浴槽、もう一つは41度に調整された熱めの浴槽です。長湯をしている人が多く、37度の浴槽の方が人がたくさんいました。この37度の浴槽は本当にずっと入っていることが出来ます。富士山の姿も目の前に見ることが出来て絶景です。
この日は残念ながら富士山に雲がかかってしまっていました。
ほかに別途料金で岩盤浴がありますが、時間制限ありの交代制でしたので、今回は利用しませんでした。
お風呂の種類も多く、温泉も浴槽により温度を変えているところがとても良いと思います。入館料もこれだけの設備があれば安い方なのではないかと思います。
お風呂からあがった後は2階の大広間に行って昼ご飯を食べました。こちらの様子は次のエントリーで紹介します。
【2022/12/30追記】
ゆるキャン△で登場
山梨県を舞台にしたドラマ「ゆるキャン△」で紅富士の湯が登場しました。野クルのメンバー2人+帰宅部1人(大垣千明、犬山あおい、斉藤恵那)で山中湖へ冬キャンに行くストーリーの中で登場します。
3人は富士山駅からバスに乗り、道の駅富士吉田に併設されているモンベルで買い物をして、その後に紅富士の湯に立ち寄る設定になっていました。
紅富士の湯では露天風呂で身体を温めたあと、外が寒くて風呂からあがれなくなってしまった話や、二階のお休みところで信玄餅アイスを食べて、まったりとくつろぐ話が展開されます。
このあとは山中湖の岬キャンプ場へと行きます。昼間はまだ良かったものの、夕方には氷点下になり、極寒キャンプとなり遭難しかけます。山中湖周辺は標高が1000メートルほどありとても寒くなるので、冬の観光は注意が必要です。
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