ブログのシステムをMovableTypeからオープンソースのWordPressに変更

当サイトの記事には広告が含まれます
WORDPRESS

 こちらのブログでは今までMovable Typeというブログシステムを利用していたのですが、昨日よりWordPressというシステムヘ変更しました。日本ではまだまだ、Movable Typeが使われているのですが、世界的に見るとWordPressの方が一般的になってきており、ネット上で得られる情報や機能を拡張するためのプラグインといった部分で差が広がりつつあります。

 また、Movable Typeは商用利用は有料で個人ユースに限定して無料で使用することができるという条件になっているのに対して、WordPressはオープンソースとして提供されているので、安心して利用することができます。Movable Type自体も今の動きを受けて、オープンソース版も提供をしているのですが、やはり一企業が提供しているイメージが強くて今後のことを考えると少し怖い感じがしていました。

 出来るだけURLを以前と変更しないように移行したつもりだったのですが、今日の朝になって不具合が見つかり、急遽の変更を行いました。具体的にはパーマリンクのpost-1234.htmlとなるべきところが、post_1234.htmlとなっていました。単純にハイフンとアンダースコアの違いだけなのですがアクセスできなくなってしまうのでとても怖いです。出勤前のわずかな時間で修正したので、原因がわからなかったのですが残念です。Movable Typeではハイフンでパーマリンクが構成されていたのですが、そこからエクスポートしたテキストファイルではアンダースコアになっていました。

 システムとしての自由度は今回の移行が終わってから本当に上がったと思います。少し心配なのはサーバーにかかる負荷が大丈夫かいなかになります。Movable Typeでは基本的に既に構築されたhtmlファイルを静的に表示するだけなのですが、WordPressではアクセスがあるたびにデータベースへアクセスしてコンテンツを引っ張り出してきてhtmlファイルを作るという動作が入ります。

 こちらのブログはまだまだ、アクセス件数が非常に少ないので、心配をするような状況では全くないのですが、念のため、構築されたページをキャッシュしてくれるプラグインを導入しておきました。これが、どの程度の効果を発揮してくれるのかは、まだまだ、未知数です。

 まだ、十分に移行後のテストができていないため、不具合があるかもしれません。見つけ次第、修正を施して行きたいと思います。

【2024年7月16日追記】

 このエントリーを公開したのは2013年、それから11年が経過しました。今でも、こちらのブログは、WordPressを使って公開しています。WordPressはその後も進化を続けていて、ブロック型のエディタなども含めてずいぶん使いやすくなりました。また、プラグインなど拡張機能の種類も増えていて、自分好みに色々なカスタマイズも出来るようになりました。

 当初はレンタルサーバーのハードのスペックなどの問題で、表示時間を短縮することが難しかった時期もありましたが、さくらインターネット自体もWordPressに向けた設備のアップグレードや機能改善を続けてきたおかげで、表示スピードもずいぶん速くなってきました。

 今や、全世界で公開されているウェブサイトのうち、4割強がWordPressで公開されているとも言われています。今後も楽しみなコンテンツ管理システム(CMS)だと思います。

コメント