重要文化財 旧三笠ホテルを見学

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北軽井沢の宿で泊まって、軽井沢観光をする機会がありました。行ったのは8月16日からの3日間です。軽井沢が最も混雑するシーズンと言っても過言ではありません。いかに渋滞に合わないように行動するかがポイントになります。軽井沢は17日と18日の2日間に分けて行動しました。17日は朝9時を目処に軽井沢駅北口西側駐車場にクルマを停めて、軽井沢駅から徒歩で行動できる範囲の観光をすることにしました。具体的には、軽井沢駅舎記念館、旧軽井沢、ショー記念礼拝堂、旧軽井沢会テニスコート、軽井沢プリンスショッピングプラザを見て回りました。

そして18日は北軽井沢から白糸ハイランドウェイを使って白糸の滝、旧三笠ホテルへ行き、そこから市村記念館、軽井沢歴史民俗資料館などを見てまわりました。18日はすべてクルマを使っての移動です。両日ともスムーズに移動ができて良かったです。

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旧三笠ホテル

旧三笠ホテルは日本郵船や明治製菓の重役を務めた実業家の山本直良氏が明治39年5月から営業しました。大正14年には明治屋が買収、昭和19年から20年までは休業し外務省の軽井沢出張所として使われました。そして、昭和20年には終戦に伴い進駐軍が接収、昭和27年から三笠ハウスとして営業、昭和44年に磯野不動産所有、昭和45年に三笠ハウス廃業、ここでホテルとしての使命を終えました。

その後は昭和47年に日本長期信用銀行が買収、昭和55年に日本長期信用銀行から軽井沢町に贈与、昭和58年から内部一般公開が始まりました。非常に複雑な変遷を遂げてきています。

駐車場は白糸ハイランドウェイの終点あたりにあります。旧三笠ホテルからは北側に200mほど行ったところです。料金は無料なので良心的です。

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朝9時過ぎの段階ではまだクルマは2台から3台程度しか停まっていませんでした。

お蕎麦屋さん

駐車場のすぐ近くには美味しそうなお蕎麦屋さんがありました。

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旧三笠ホテルに入館

旧三笠ホテルの方向へ歩いてみました。やがて、入口に着きます。

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入館料はこちらの通りです。

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こちらはフロント前のロビーです。

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全部の部屋に暖炉がありました。

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当時から使われていたカウチだそうです。

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こちらは廊下です。

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お風呂もありました。

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トイレは洋式です。

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ベッドルームです。

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サンルームもありました。

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玄関の上にはテラスがあったようですが、すでに撤去されています。

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スタジオジブリの映画「風立ちぬ」の舞台

スタジオジブリの映画「風立ちぬ」を見ていると、どこかで見たことがある雰囲気のホテルが登場していました。映画の中では「草軽ホテル」という名前になっているので、軽井沢にある設定になっているようです。

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草軽とは草津と軽井沢を結んだかつての軽便鉄道を運営していた草軽軽便鉄道から名前を付けたのでしょう。現在も草軽交通としてバスなどの運転をしています。

旧三笠ホテルには紙飛行機を飛ばしたベランダないのですが、それを除いたらよく似ていると感じました。調べてみると、ほかにも「軽井沢万平ホテル」や「上高地帝国ホテル」がモデルになっているという情報もありました。

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