藤野から東京まで甲州街道を使って帰りました。途中、大垂水峠を上る坂の前に小原宿という宿場町があります。こちらの宿は甲州道中にある江戸から9番目の宿で小仏峠を控えた重要な宿でした。
江戸時代の旅籠は7軒ありました。江戸時代の古い建物は明治23年の大火で焼失してしまったそうです。しかし、大火後に建てられた築100年以上の古民家が今でも何軒か残っています。
小原の郷
駐車場は小原宿本陣を八王子の方に少し走ったところに「小原の郷」という公営のものがあります。こちらにも地域の歴史などを紹介する展示が行われている建物があります。
こちらは相模湖周辺の地図です。
こちらは、相模湖今昔物語、昔の写真と今の写真で振り返ることができます。
下の写真の方向に歩いていくと本陣があります。
小原宿本陣
こちらが小原宿本陣となります。本陣は江戸時代のはじめに参勤交代が行われるようになったとき、大名が泊まる宿のことを言うそうです。この大名の宿となった本陣の建物は神奈川県下には全部で26軒ありましたが、現存するものはこちらの小原宿本陣の1軒のみになってしまったそうです。
本陣の中には無料で入ることができました。
こちらは台所です。
囲炉裏もありました。
玄関から二階に行くことができる急な階段があります。こちらも上がることができます。
二階は天井裏という感じの空間で、周囲には昔の道具などが展示されていました。
【2025年8月24日追記】
神奈中バスが相模湖駅-八王子駅北口間の路線バスを廃止へ
神奈川中央交通は相模湖駅から八王子駅北口間で路線バス(八07系統)を運行していますが、2026年3月末で廃止されることになりました。2025年8月現在では平日2本、土日祝日3本を運行している総距離22.1キロメートルの路線です。
平均乗車密度が4.0人しかなく、744万円の売り上げに対して2600万円の費用がかかっているため大きな赤字を出しています。
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