12月29日(日曜日)に群馬県中之条町の四万温泉に行きました。国民保養温泉地第一号に指定された名湯で、「四万の病を癒す」霊泉として言い伝えがあるほど歴史が古い温泉です。
目的地は千と千尋の神隠しのモデルになったともいわれる積善館本館です。午前11時前に現地に着いて元禄の湯に入ったあと、午後2時頃に積善館をあとにしました。そのまま四万温泉の街を歩いてみました。
一通り街を歩いたあと、以前から気になっていた河原の湯という共同浴場に行きました。本当に河原にあり、以前は川が増水したときに被害にあったこともあるようです。
河原の湯
河原の湯は午前9時から午後3時までの閒、入浴することができます。料金は無料ですが寄付も受け付けています。(問い合わせ先は四万温泉観光協会 0279-64-2321です)
こちらが河原の湯の入口です。男湯と女湯は完全に分かれています。
こちらは温泉分析書です。
入浴の心得
入浴の心得です。
- 身体を洗ってから入浴する
- タオルを湯船につけない
- 浴槽内で身体を洗わない
- 水着で入らない
- 洗い場で他人に迷惑をかけない
- 湯船で泳がない
- 酔っ払って入浴しない
- 身体を拭かずに脱衣所に行かない
脱衣所はとても小さいです。3人程度いるといっぱいです。脱衣籠はありますが、貴重品入れはありません。
こちらは募金を受け付けている箱です。
お風呂の方は浴槽が一つありました。4人ほどが入ることができるサイズです。源泉が注ぎ込まれています。温度が熱すぎる場合には、蛇口から冷水を注ぐことも出来るようになっていました。とてもよく暖まり気持ちの良い温泉でした。
四万温泉にはこちらの河原の湯以外に以下の施設があります。
- 山口川音の足湯
- 四万清流の湯(有料施設)
- 塩の湯飲泉所
- 上之湯
- ゆずりは飲泉所
- 日向見薬師の足湯
- 御夢想の湯
【2024/01/21追記】
四万温泉 中生館
旅の手帖2024年2月号で四万温泉の中生館という旅館が特集されていました。創業は昭和16年、最初は6室の旅館で始まり、その後の増改築により現在は16室の旅館になっています。昔ながらの和室をもつ部屋のほか、カプセルシングルルームも5室あります。四万温泉に行く機会があったら利用したい宿の一つです。
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