山手111番館に続いて山手234番館を見学しました。場所は元町公園の向かい側にあります。斜め前にはエリスマン邸があります。エリスマン邸には2014年に行きました。こちらにそのときのレポートがあります。
横浜元町公園のエリスマン邸を見学
山手本通りを歩いて行くとやがて元町公園が見えてきました。この中にはエリスマン邸があります。 昭和57年にマンションを建築するために解体されてしまったのですが、平成2年に現在の元町公園内で復元されました。 べーリック・ホールと小道を挟んで移築...
しかし、山手234番館はその際には見学をしませんでした。今回が初めての訪問になります。
関東大震災で横浜を離れてしまった外国人に戻ってもらうための復興事業として建てられました。昭和2年に建築された外国人向けの共同住宅です。こちらの建物は民間業者によって建設されたのだそうです。従来は玄関ポーチを挟んで四つの同一形式の住戸が左右対称に向かい合い上下に重なっていました。そのまま昭和50年頃まではアパートとして使用されていました。その後、平成元年に横浜市が取得し1999年から一般公開しています。
現在は一階は山手の総合案内、二階は展示や会議などで利用されています。
こちらが玄関です。中央の玄関ポーチを挟んで、柱が並んでいるのがとても印象的です。この上の2階にはベランダになっています。靴をこちらで脱いで下駄箱に入れてスリッパに履き替えます。
キッチンです。
こちらが居間になります。
二階にもあがってみたのですが、花の展示が行われていました。
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