11月23日に群馬県の川原湯温泉に行きました。渋川から草津に向かう途中にある温泉です。以前はもっと低い、川に近いところに温泉地があったのですが、八ッ場ダムができると水の中に沈んでしまうので、高台に温泉地ごと移設されました。
以前、王湯という共同浴場に行ったことがあります。その時は古い温泉地にあり、風情のある建物が印象的な施設でした。ただ、そのあとは川原湯温泉に行っていなかったので、この機会に新しい王湯に寄ってみることにしました。新しい王湯は平成26年7月にオープンしました。
できてから800年もの歴史を持つ温泉地がどのように生まれ変わったのかは興味深いところです。
中之条から草津へと続く快適なバイパスから「川原湯温泉」という案内標識に従って交差点を曲がると、そこには立派な橋が架かっていました。そこを渡って丁字路を右に曲がると王湯があります。
こちらが駐車場です。打越沢駐車場という名前がついていました。
とても新しい道路です。
源泉が低いところにあるためだと思うのですが、温泉を貯めておくための大きなタンクがありました。
歩いて建物まで向かいます。途中階段もあり結構駐車場から移動するのが大変です。
こちらは古い王湯の建物があった場所から持ってきたのでしょう。
脱衣場の入り口には「湯かけ祭り」の際に使う桶が置いてありました。
湯かけ祭りは以前は古い王湯の建物があった場所で行われていましたが、現在はこちらの建物の前で行われています。
臨時休業日があるようなので、出かける前にチェックしておいた方が良いでしょう。
脱衣場には大きなコインロッカーと小さな貴重品入れのロッカーがあります。小さな貴重品入れのロッカーは100円玉返却式、大きなコインロッカーは100円の有料ロッカーでお金は戻ってきません。
内湯には温泉の浴槽が一つ、露天風呂にも温泉の浴槽が一つです。どちらも共同浴場にしては浴槽が大きいので、ゆっくりと入っていられます。露天風呂の方が若干温度がぬるめでした。
お風呂の泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉というとても長い名前です。いかにも効能がありそうですが、確かにお風呂からあがったあとも身体はポカポカとしています。
温泉のお湯自体はそんなに普通のお湯と変わらないように見えますし、phも中性に近いのですが、不思議な感覚です。
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