以前から寄居町にある鉢形城が気になっていたのですが、2019年のゴールデンウィークに本庄方面に行く機会があったので、途中で寄ってみました。荒川で削り取られた断崖の上にあります。
最初に築城したのは、関東管領山内上杉氏の家臣である長尾景春と伝えられています。
そのあと、小田原の後北条氏時代に北条氏邦によって整備拡張され、後北条氏の上野国支配の拠点となりました。
戦国時代の城郭としてきれいに残されていることもあり、昭和7年に鉢形城跡として国の史跡に指定されました。昭和59年から寄居町により保存事業が開始されました。
車で行くときにはこちらの駐車場に車を停めます。とても広い駐車場です。
着いたのは午前9時20分、歴史館はまだ開館していませんでした。
歴史館が午前9時半に開館したので入館しました。大人1人200円です。
櫓門が再現されています。
館内は壁際に沿って説明書きが並んでいて、奥の方には付近のミニチュア模型がありました。荒川の流れとお城の関係など、位置関係がどうなっているのかがよくわかります。
また、映像を見ることができるようになっているのですか、映像の説明と同期してスポットライトで場所を照らし出す工夫も行われていました。
歴史館を見た後、お城の跡を歩いてみました。谷になっているところを降りていき、川の上にかかっている橋を渡ります。
こちらは桜の木で、満開の時にはとても綺麗なようです。もう、4月も下旬でしたので、まったく桜の花はありませんでした。
稲荷神社の鳥居が見えます。
曲輪や土塁なとが残っていて、当時のお城の様子をうかがい知ることができます。
この辺を歩く時には先に歴史館で概要を知ってから歩いた方が良いと思いました。
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