台風10号北上に伴うJR四国やJR西日本の計画運休

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台風10号が北上を続けていて、まもなく、日本列島に上陸する見通しであることがニュースや天気予報で報道されています。

その中で、JR西日本は新大阪と小倉の間で山陽新幹線を8月15日の始発から終電まで終日の運休を決定しました。在来線についても運休を決めたようです。

台風10号の接近に伴い、山陽新幹線(新大阪~小倉)と岡山・広島・山口県内の在来線各線区について、8月15日の運転を終日見合わせます。
また一部の特急列車の運転を取りやめるほか、近畿エリア(午前11時以降 JR神戸線 大阪~姫路など)についても運転を見合わせる線区があります。
その他の詳細や運行計画については、JR西日本列車運行情報をご覧ください。

また、JR四国についても、運休することを決めました。

台風10号接近に伴い、8月15日(木)は、始発から終日、四国内の全ての列車(瀬戸大橋線を含む)の運転を見合わせます。

8月16日(金)は、天候回復後に線路点検を行うため、引き続き運転を見合わせることが想定されます。

16日(金)の運転については、15日(木)の18時以降にお知らせする予定です。

※台風の状況により、お知らせする時間は変更となる場合がありますのでご注意ください。

以前であれば、天候が大きく悪化した際も鉄道会社は定時運行を目指して必死に運転を続けようとしました。

結果として、無事に運行を続けることができたという美談が語り継がれる一方で、大きな列車遅延が発生し何万人もの人がその遅れに巻き込まれたり、最悪は青函連絡船の洞爺丸事故をはじめとして、大きな事故を起こしてしまった経緯もあります。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/洞爺丸事故

今回、JR西日本やJR四国が早い段階で計画運休を発表したことで、無理な外出をする人も減り、結果として災害を予防できた効果は高かったのではないかと思います。

これから日本人の考え方も、どんなに苦難が想定されても、会社に出勤しなければいけないというものから、危険を伴う場合は出勤を見合わせるという考え方に急速に変わっていくものと思います。令和の時代、働き方改革とともに、大きな変化の1つになるのではないでしょうか。

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