都留から富士吉田へと向かう途中、富士急行線の下吉田駅に寄ってみました。駅舎は2009年にリニューアル、コンクリート平屋建てで待合室部分の天井が高くなっています。Wikipediaによれば、この駅舎は終戦当時の名古屋駅を模しているそうです。
駅舎には下吉田倶楽部というカフェがあるのですが、この日は休業していました。この日も電車が到着した時の様子を見ていましたが、数組のお客さんしか降りてこないので、駅の周りがとても閑散としています。
コロナ禍が収束して観光客が戻ってこないと、賑わいを取り戻すのは難しそうです。
2011年4月には下吉田ブルートレインテラスが駅の横に造られました。
寝台特急北陸で2010年3月まで使用されていたスハネフ14型(スハネフ14 20)寝台客車が展示されています。ただ、残念ながらこの日は公開されていませんでした。ブルートレインテラスは富士急行線の下吉田駅までの乗車券を持っている場合には無料、持っていない場合は入園料として100円が必要です。
富士のヘッドマークが付けられていますが、スハネフ14 20は富士で使われたことはないそうです。14系客車は1971年に20系客車に代わる寝台客車として登場しました。その後、1972年に発生した北陸トンネル火災事故の教訓を受け?1978年に火災対策をした17系15型客車が製造されました。
こちらのスハネフ14は特急「富士」のエンブレムが取り付けられていますが、本当は特急「北陸」として役目を終えた車両だと番組の中で村井美樹さんが紹介されていました。
ほかに国鉄165系電車の先頭部分も展示されています。
前から見ると、165系電車はこんな感じに見えます。
こちらの下吉田駅は富士山と五重塔を一緒に写真に撮れることから人気になっている新倉山浅間神社の最寄駅です。神社までは徒歩5分ほど、展望台まではそこから大変な坂道、または階段で、約20分ほどとなっています。
新倉山浅間神社に行った際のレポートはこちらで紹介しています。
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