見事な「しだれ桜」の咲く時期に身延山久遠寺をシャトルバスで訪問

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久遠寺のしだれ桜

2023年3月25日に身延山久遠寺を訪問しました。久遠寺のしだれ桜はとても有名で、満開となる時期は久遠寺の周りは自動車の乗り入れが禁止されます。

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シャトルバスで三門まで移動

身延町総合文化会館の駐車場が久遠寺に行く人の臨時駐車場となっていますので、こちらに車を停めます。

身延町総合文化会館

総合文化会館から先は、シャトルバスが運行されていました。バスは総門を通り過ぎて三門まで行くことができます。総門から三門までは道が狭いのでバスのすれ違いは大変そうです。シャトルバスは往復大人一人500円でした。

身延町久遠寺しだれ桜シャトルバス

三門は、「空」、「無相」、「無願」の3つの門を経て悟りに入ることから本堂を覚りの世界に見立て、本堂にいたる正門のこの門を三門と言います。

久遠寺の三門

最初に寛永十九年に建立されましたが消失し、現在の門は明治40年に再建されました。こちらの三門、「充電させてもらえませんか?」で紹介されていた内容によると、こちらの宿坊の方が大切にお守りしているということです。

宿坊

三門から先は歩いて山を登るか、大人一人210円の乗り合いタクシー、または奥の駐車場からエレベーターで上る形になります。

久遠寺までの乗り合いタクシー

訪問した日は土曜日でしたが、雨が降っていたので、乗り合いタクシーもさほど混雑していませんでした。こちらが乗り合いタクシーです。

久遠寺の乗り合いタクシー

しだれ桜の咲く時期は自家用車でこのエリアに入ることができないので、シャトルバスや乗り合いタクシーが運転されていますが、通常の時期はこの上にある参拝者用駐車場までは車で行くことができます。そこから久遠寺まではエレベーターで上ります。

菩提梯で久遠寺へ

今回は菩提梯を登ってみることにしました。こちらの写真に写っている垂直に立ちはだかっている階段が菩提梯です。全部で287段の石段で、南無妙法蓮華経の7字になぞられて7区画に分けられています。

久遠寺の菩提梯

先日、「充電させてもらえませんか?」の中で、出川哲朗さんもこの階段を苦労しながら上っていました。

久遠寺の菩提梯

この階段、一段一段の階段の上り幅も高いので、一歩一歩踏み出すのがとても大変です。見かけ以上に疲れました。くらっときて倒れると怪我だけでは済まないかもしれません。

もしももう駄目だ!と思ったときは、降りるか、真ん中あたりにある緩やかな坂と交差するところで、緩やかな坂道の方へ曲がれば抜け出すことがきでます。

上ったあと、来た道を振り返ってみると、こんな状況になっていました。

久遠寺の菩提梯

久遠寺に到着

本堂

なんとか、久遠寺の本堂の前に辿り着くことがきでました。

久遠寺

本堂は1985年、日蓮聖人700遠忌の主要記念事業として再建されました。間口32メートル、奥行き51メートル、一度に1,500人の法要を奏行きでます。

本堂には入ることができるようだったので、お参りをした後、本堂の中に入ってみました。(内部は写真撮影禁止です)

特に本堂外陣天井に描かれている加山又造画伯による11メートル四方、23,500枚の金箔に墨で描かれた『墨龍』は必見です。

本堂の横には大きな建物が連なっているのですが、すべて廊下でつながっていて、屋根の下を歩いて行くことがきでました。

本堂→祖師堂→報恩閣→新客殿→拝殿→納牌堂→大客殿→新書院→旧書院

途中にある休憩室では久遠寺を紹介するビデオが流れていたので、お茶を飲みながら見ていると、解説をしていたのはゆるキャン△のキャラクター、志摩リン(CV東山奈央)と各務原なでしこ(CV花守みゆり)のペアで、真面目な内容が少し和んでいました。

旧書院の前には水鳴楼前庭という身延町指定文化財の日本庭園あがります。

五重塔

さらに、建物の中を歩いて行きました。廊下からは五重塔を見ることもできます。

久遠寺の五重塔
久遠寺の五重塔

五重塔は明治8年の大火により消失しましたが、2009年5月に134年ぶりに蘇りました。木材はすべて国産を使用して、設計から工法に至るまで400年前に建てられた元和の塔を復元、再建しています。

しだれ桜を見学

続いて久遠寺のしだれ桜を見学します。

久遠寺のしだれ桜

花が咲いているところは初めて見たのですが、本当に綺麗で見事です。

久遠寺のしだれ桜

境内には「全国しだれ桜10選」にも選ばれた樹齢400年の古木をはじめ多数のしだれ桜が楽しめます。

久遠寺のしだれ桜

こちらの、しだれ桜もとても綺麗です。

久遠寺のしだれ桜

雨の中のしだれ桜もなかなか良かったです。

久遠寺のしだれ桜

帰り道もお花見

帰りは本堂に向かって左側の奥の方へと歩いて行き、車道を下っていきました。こちらの路沿いにはたくさんの桜があります。

久遠寺からの眺め

身延山ロープウェイの乗り場があります。身延山頂上まで登ることがきでますが、この日は眺望が期待できなかったので、またの機会に行くことにします。

身延山ロープウェイ

アニメのゆるキャン△を見ていると、ロープウェイのゴンドラがあり得ない向きで登っていきます。ゆるキャン△は本物の風景の再現度が高いのに、なぜ、ゴンドラをあのような向きで描写したのか不思議に思っていました。

ところが、ゴンドラを見る向きによっては、アニメ版と同じように見えることがTwitterで実証されていました。

とても、驚きです。

そば屋さんがありました。この日は門前町にある園林というカレー屋さんに行くつもりだったので、ぐっと我慢して、前を歩いて行きます。

おそば屋さん

こちらが参拝者用の駐車場とエレベーターの乗り場です。

駐車場とエレベーター

この期間は自家用車では利用できず、観光バスと関係者のみが利用していました。

身延

道を歩いて行くと、あちらこちらにたくさんの桜の木があります。

身延の桜

こちらのお寺も奇麗に花で彩られていました。

身延の桜

しとしとと雨が降り続いています。

身延の桜

桜の並木になっています。

身延の桜

まだまだ続きます。

身延の桜

門前町の近くまで到着しました。

久遠寺の門前町

園林でサクサク焼きカレーを食べました。こちらが園林です。

園林 ゆるキャン△

園林については、こちらで詳しく紹介しています。

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