上九の湯に行った際に精進湖や西湖、そして河口湖をまわりました。河口湖についた頃、ちょうどお昼になったので、どこかでお昼ご飯を食べようということになりました。
河口湖の北側の道を走っていると、ほうとう不動 北本店、200メートルという看板が立っています。その看板に従って小さな道に曲がっていくと、御坂みちに出ました。この御坂みち沿いにお店が見えてきました。
かなり、大きな店舗のようです。建物はかなり歴史のある建物で、「コ」の字の形になっています。この建物の間が駐車場になっていました。かなりたくさんのクルマがとまっています。
駐車場にクルマをとめたあと、入り口へと行ってみると、10組ほどのお客さんが順番を待っていました。かなり、店内は混雑しているようです。玄関には、「信玄のほうとうは戦場での力の源なり。いざ中へ」と書かれています。
しかし、店舗の中には300もの席があるようですので、多分すぐに順番は回ってくるはずです。予想の通り、10分ほど待っていると、「それでは別棟にご案内します」と言われて、4組ほどのお客さんが一緒に案内されました。
別棟とは言っても、棟続きになっているところですので、すぐに着きます。そちらは、全てが座敷になっていました。
メニューは実にシンプルです。
・名物不動ほうとう 1050円
・馬刺 1050円
・いなり寿司 420円
・もつ煮 420円
・漬け物盛り合わせ 525円
・キムチ 525円
・ご飯 210円
と、食べ物については以上です。
特に、ほうとうが一種類しかないのは、非常にシンプルだと思います。注文は、「ほうとうを4つ」などと言えば伝わります。
ただ、店内はお店の人が少ないせいか、とても混乱していました。店員が慌てているので、お絞りと水を一緒に持ってくれば良いところを別々に持ってきたり、注文をとりに来なかったり、右往左往している感じで、実に効率が悪いです。
ほうとうと一緒に「ご飯」などを注文しようとすると、「ほうとうを持ってきた人に頼んでください」と店員から言い返されます。何を考えているのでしょう・・。
また、ほうとうを両手に持った店員が廊下を走っていたりして、何だかとてもせわしない感じの店内でした。玄関から案内されてきたお客さんと店員がぶつかりそうです。もしもあんなに熱いほうとうがお客さんにかかったら大変なことです。
料理が出来るのにも非常に時間がかかりました。ほうとうが出てくるまで1時間待ちました。私たちのあとには、子ども連れのお客さんがいたのですが、最初は子どもたちは、「お腹空いた!」と大騒ぎしていましたが、待ちくたびれて寝てしまっている子どももいました。ほうとうの専門店であるにもかかわらず酷い話しです。
料理を出す順番も店員は覚えていません。いい加減な順番で出すので、隣のお客さんは「何であとから来た客に先に料理が出てくるんだ」とつぶやいているのが聞こえました。30分くらい待っているとお客さんは殺気だった感じになりますが、1時間も待っていると、もうあきらめの境地といった感じです。
何をとっても要領が悪く驚いてしまいました。ほかの訪問記事ではあまり悪いことは書かれていないので、これは、もしかすると別棟だけの問題だったのかもしれません。
出てきた「不動ほうとう」そのものは、味噌仕立てでとても美味しかったです。
テーブルの上にある七味唐辛子をかけると、さらに風味がましました。
お土産屋さんや酒屋さんなども併設されています。
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