埼玉県にある「やまとの湯」草加店で日帰り温泉

　埼玉県の草加市にある、やまとの湯に行きました。今回は温泉博士の1月号についていた温泉手形を使っての入館です。付近は住宅地なのですが、やまとの湯はかなり広い敷地がありました。駐車場もとても広いです。

　入り口から中に入ると、下足用のロッカーがあります。こちらは、100円玉返却式のロッカーです。その奥にはすぐ受付があります。こちらで、温泉手形を提示しました。受付には下足用のロッカーのキーを預けて、それと引き換えに脱衣所のロッカーのキーを渡してくれました。

　一階には玄関ロビーのほかに、床屋、奥に食事処があります。お風呂や脱衣所は二階になります。最初にお風呂へと向かいました。

　脱衣所は比較的広いのですが、日曜日の午後とあって、とても混雑していました。受付ではできるだけ、ロッカーが近くにならないように、工夫をしながら鍵を渡しているようですが、それでも、脱衣所では人が密集している場所があります。

　内風呂は各種のジェットバス、掛け湯、かわり湯(ぶどう)、洗い場、スチームサウナ、ドライサウナ、水風呂がありました。

　ドライサウナはかなり広い部屋で、ゆったりとした作りになっています。二段式になっていますが、広い床の部分にもタオルが敷き詰められているので、床の上に直接座ることもできます。真ん中にはテレビも設置されていました。

　ドライサウナの温度は高めで、カラッとしています。汗がたくさん出てきて、気持ちの良いサウナでした。冷水機は脱衣所にあります。

　スチームサウナは長方形の部屋で、相当な量の蒸気が充満しています。普通のスチームサウナは温度も低めで、優しい感じがしますが、こちらのスチームサウナはとても熱いです。

　部屋の温度が下がってくると、ときどき蒸気がすごい勢いで出てくるのですが、このときが一番熱く感じます。

　水風呂は4人ほどが入ることができるサイズで、この規模の施設としては平均的なサイズです。こちらの水温計は壊れていて、116度を表示していました。人の出入りが多いせいか、少し水の汚れが気になりました。

　露天風呂はどこかと思うと、さらに上に登って行くための階段を見つけました。この階段を登ると、露天風呂に出ることができました。

　露天風呂には岩風呂が一つあります。こちらのお風呂の中で、この露天風呂だけが唯一の温泉です。東京にはよくある黒っぽいお湯でした。ただ、こちらの温泉は、この草加の地で湧き出した温泉ではなく、別のところから運んできているのだそうです。

　お風呂からあがったあとは、一階の食事処に行きました。こちらは、日替わり定食が650円など、全体的に値段が良心的なのが特徴です。

　座敷の部分とテーブル席の部分に別れていました。十分な広さがあり、特に混雑していませんでした。