井の頭公園西側拡張部分の工事

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 井の頭公園の南西側、吉祥寺通りと明星通りに囲われた一角は、以前は日産厚生園という日産自動車の厚生施設がありました。グラウンドのほかゴルフ練習場(アプローチ練習場?)のような施設が道から見えたのを今でも覚えています。

 この日産厚生園があった広大な土地は、井の頭公園の拡張用に確保されています。北側半分はすでに子ども用の遊具などが設置されて解放されて、市民に活用されています。

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 ところが、西側半分については、工事用のフェンスに仕切られて、完全に空き地になってしまっています。

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 かなり雑草が生い茂っています。どんな公園になるのでしょうか。

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 このエリアは一年前に緑化フェアの会場として使われていました。わずか一ヶ月ほどの開催期間のために芝生のエリアや温室などが整備されていたのですが、そこで作られたものは何一つとして引き継がれておらず、完全な空き地になっています。無茶苦茶な無駄遣いだと思います。

 また、一年もの間、これだけ広大な土地を遊ばせておくというのも、民間所有の土地であれば、あり得ないでしょう。

 最近、少しだけ変化がありました。工事再開の掲示がなされていました。

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 10月から工事が再開されるようです。

【2024/07/28追記】

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公園の完成と手持ち花火

 このエリアは結局芝生の広場や小さな子どもが遊ぶことができる遊具が置かれたエリアになりました。とてもたくさんの人が利用する公園になっています。

 先日、持っていた手持ち花火を遊べる場所がないかを探していると、遊びの広場西側園路付近で決められた期間、決められた時間であれば、バケツなど消火に必要なモノを準備することで楽しんでもいいことが分かったので行ってきました。

 こちらが公式サイトの注意事項です。

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公園からの注意事項|井の頭恩賜公園 Inokashira Park 公式ホームページ
東京都建設局における井の頭恩賜公園 Inokashira Park 公式ホームページの公園からの注意事項のページです。

 こちらはそのときに火をつけた、以前は関西地方で楽しまれていた線香花火です。スボ手牡丹という名前で、藁でできています。(江戸時代に関東では藁があまり取れなかったので代わりに紙で線香花火を作りました)

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 最近は海外から紙で巻かれた吊り下げるタイプの線香花火が輸入されて一般的になったため、スボ手牡丹は日本の一つの会社でしか生産されていません。とても貴重な花火です。この花火は、ドキュメント72時間でも取り上げられた市川三郷町の「はなびかん」というお店で購入しました。

 大きな庭でもない限り、花火をできる場所がなくなってきたので、このように公式に許してくれていると有り難いです。ほかにも花火をしている人がいました。

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