新橋でお昼過ぎから用事があったので、駅前にあるニュー新橋ビル界隈で昼食をとることにしました。
ニュー新橋ビルの竣工は1971年、地下一階から地上4階まであって、飲食店だけではなく、金券ショップやマッサージ店、パチンコ店、居酒屋、紳士服店など仕事に疲れたサラリーマンが欲しそうなものが集まったビルです。この場所には戦後の闇市が起源の飲食商店街がありましたがその再開発で登場した形です。
ニュー新橋ビルに入ること自体が非常に久しぶりなので、事前に電車の中でランチ事情について調べてみました。
すると、やはりサラリーマンの聖地でもあるニュー新橋ビルの中にはたくさんの飲食店があるようです。
色々、名物のお店はあるようですが、その中でも、牛かつを提供している「おか田」は人気があり、行列が絶えないとあります。
確かに午後12時半ごろにお店の前に行ったら数組の行列がありました。本当に混雑しているときには、少し離れたところにある上り階段の上まで行列ができることもあるようです。
ニュー新橋ビルの地下一階をぐるっと回って戻ってくると、ちょうど何人かのお客さんが出てきて列がなくなっていたので、店内に入ってみると、そのまま座ることができました。今回は空いていてラッキーでした。
店内は非常に狭いです。カウンター席と壁側にはテーブル席があります。1人あたりの幅も狭いので、あまりゆっくりとすることはできません。
水はポットの中に入っているものをセルフサービスで注ぎます。
ランチメニューがこちらです。店員さんがオススメは3番の牛ロース牛かつセットだと教えてくれます。
今回はオススメしてもらった3番を注文しました。商品名ではなく、番号で注文するのが決まりのようです。確かに似通った商品名が多いので間違えてオーダーを取ってしまうと大変なのでしょう。
カウンターの上には特製のソース、醤油が容器に入っていました。
こちらはそのソースを入れるための容器です。
そうこうするうちに、すぐに牛かつランチがやってきました。ずいぶん、出来上がりが早いと思ったら、お肉の揚げ時間はわずか30秒だそうです。
きゅうりが特徴的な切られ方になっています。付け合わせのキャベツの千切りは量が少なめでした。
ワサビがかなりの量、盛られているのが面白いです。普通のワサビよりも少し水っぽい、独特のワサビでした。
ご飯は通常の分量です。一回だけ無料でお代わりができます。今回はご飯のおかわりはしませんでした。
気になる牛かつですが、お肉が厚いです。いったい何グラムのお肉を使っているのでしょうか。味も噂の通りに絶品でした。表面には火が通っていますが、中まで火が通っていない、レアな出来上がりです。牛のお肉の旨みがギュッと詰まっていました。
お肉もとても柔らかくて、これは美味しいです。
付け合わせのわさびだけでもサッパリと美味しく食べることができますし、特製ソースでも別の味を楽しむことができます。
お店で見ていると、ほとんどの人が3番を注文していました。また、皆さん、サラリーマンということもあって、食べ終わるのが早いです。お客さんの回転はかなり良いことがわかりました。
この日は月曜日のお昼時だったのですが、隣にあるチャーハン王という人気店も空いていました。今度はこちらのお店にも行ってみたいと思います。
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