駒ヶ根で光前寺にお参りしたあと、養命酒製造株式会社の駒ヶ根工場を見学しました。実はここ一ヶ月くらい、就寝前に養命酒を飲んでいるので、養命酒にはなんとなく愛着があります。どちらかと言うと歴史のあるレトロな製造工場を想像していたのですが、実際に行ってみるとフルオートメーション化された近代的な工場になっていたので驚きました。36万平方メートルの森林の中にあります。2017年に工場見学施設がリニューアルされました。
工場見学は午前9時半から午後4時半まで、最終入場は午後3時半までです。料金は無料、予約も不要となっています。工場は順路に従った自由見学です。
エントランスゾーンでは四季を感じるジオラママップやフォトスポット、工場見学ショップゾーンにはとても大きな養命酒の瓶がお出迎えしてくれます。
歴代の養命酒が並べられて展示されています。
続いて、映像ホールで養命酒の作られ方を学んで、実際の工程を見学に行きます。
ディスカバリー養命酒ゾーンでは14種類の生薬の解説や実物大の巨大タンクにプロジェクションマッピングでアルコールの醸造や生薬の漬け込み方を教えてくれます。まさか、蒸したもち米に麹を加えて一定期間の熟成、そして「みりん」を作るところから養命酒自身が時前で作っているとは思っていませんでした。400年の伝統を受け継いだ昔ながらの製法が守られています。
そして、長い渡り廊下を渡って工場へと向かいます。この渡り廊下からはきれいな山並みが左右に見えて絶景を楽しむことができます。
製造ラインでは出来上がった養命酒を瓶詰めしたり梱包したりする様子を見ることができます。
最後に養命酒を試飲することもできますが、私は運転をしなければいけなかったので試飲はしませんでした。
いつも飲んでいる養命酒がこんなふうに作られているのだと知って勉強になりました。
くらすわも併設されています。
2024年秋には養命酒製造株式会社の創立100周年を記念して養命酒健康の森をリニューアルして新たに「くらすわの森」がオープンする予定です。レストランやハム、ソーセージ工房、マルシェ、菓子工房、ベーカリー&カフェ、ショップなどが揃う予定です。
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