赤城神社でお参りをしたあと、お昼の時間になってしまっていました。群馬の観光パンフレットを見ていると、前橋にある群馬県庁の31階にレストランがあるようなので、そちらに向かうことにしました。群馬県庁まではカーナビの案内に従って行ったのですが、道をまっすぐに突っ切るようにして県庁の建物へ向かうところが分かり難かった以外は順調に着くことができました。
群馬県庁駐車場
県庁の駐車場は立派な機械式の駐車場です。しかも、2時間までは駐車料金が無料というところも嬉しいです。駐車場の入り口でコインパーキングのような装置で駐車券を発券したあとは、案内に従って走っていきます。すると、クルマを停めるためのスペースへと誘導されて、そこでクルマから降ろされます。ドアミラーなどは畳んでおくように指示されます。
クルマから離れて建物の入り口から中に入ると、クルマは横向きにスライドして、奥へと吸い込まれて行ってしまいます。ちょうど、八王子にあった夢空間の駐車場と構造が似ているような気がします。
駐車券はいったん係りの人に渡して、機械の中に通して、また返してくれます。平面式の自走式駐車場と比較すると、機械代も大変でしょうし、係員の人が多数必要なので、維持管理費が相当かかっているのではないかと心配になってしまいました。
群馬県庁の高層階へ
エレベータホールへと向かって、高層階行きのエレベータを選びました。建物の外を見ながら上に行くことができるエレベータもあります。
レストラン くろ松
31階でエレベータから降りて、まずはお昼ご飯を食べるレストラン(くろ松)へと向かいました。
ところが、こちらには1時間待ちの表示が出ています。仕方がないので、名前を書いてから同じフロアーを歩いて見て見ました。こちらのフロアーと一つ上のフロアーは県民や観光客のために開放されているフロアのようです。
展望フロアーからの眺め
最初に見たのが、群馬や北関東各県の観光パンフレットが集められたスペースです。特に群馬については草津、吾妻、四万、中之条、みなかみ、赤城、桐生、渡良瀬、渋川、伊香保など、各エリア別にたくさんのパンフレットが集められています。かなり手がこんだパンフレットもあったりして、今度の旅行のためにずいぶんたくさんのパンフレットを貰ってしまいました。これから群馬の観光を控えている場合には、こちらの県庁31階は見逃せないと思います。
また、群馬県の歴史を紹介するコーナーでは、草軽軽便鉄道の紹介がありました。
そして、窓からは赤城山や前橋の市内、秩父の山など、本当に綺麗な景色を見渡すことが出来ます。この日は朝から水上では雪がふっていたりして、天気はあまり良くなかったのですが、それでも街並みや山々が綺麗に見えました。
一つ上のフロアーも展望スペースになっていました。エレベータで32階に行くことも出来ますが、中階段もあります。
こちらの方が周囲が見やすいので、32階まで上がってから景色を楽しんだ方が良いでしょう。
赤城山も見えました。
すぐそばには利根川が流れています。楕円形の建物はグリーンドーム前橋です。
このあと、31階に戻って「くろ松」で順番を確認してみると、あと2組みで自分たちの順番でしたので、あとはお店の前にある椅子に座って待っていました。「くろ松」の様子はこちらのエントリーで紹介します。
【2022/09/05追記】
未完成のモニュメントを4400万円で撤去
群馬県が県庁の前の広場にあるモニュメントを未完成のまま撤去することがテレビ朝日のニュースで報じられていました。撤去費用にはさらに4400万円かかるそうです。
このモニュメントは21世紀の幕開けを記念する事業として2002年に建設がスタート、その後2005年に工事がストップしたままになっています。この4年間で8500万円が投じられているということなので、かなりの巨費となります。
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