2月15日の土曜日は朝からの大雪で家から外に一歩も出ることができませんでした。そして、翌日の16日は朝から快晴です。ただ、高速道路はどこも不通で遠出ができるような状況ではありませんでしたので、今回は近場のよみうりランド丘の湯に行ってみました。
こちらはその名の通り、よみうりランドうに併設された日帰り入浴施設となっています。駐車場からは観覧車が目の前に見えました。
駐車場は重機を使って除雪中でしたが、除雪が終わっているところにはクルマを停めることができます。
朝の10時から営業なのに、道が空いていて9時30分ごろには着いてしまいました。すでにパン屋さんが営業していたので、できたてのパンを食べつつ開店を待ちました。
藤山一郎の唄で有名な「丘を越えて」は稲田堤の方から緩やかに続く多摩丘陵を眺めたときの爽やかな風情から曲想を得たものと言われているそうです。
開店し入館しました。今回は特にクーポン券などの準備はありませんでしたので、会員証を自動販売機に挿入して普通に会計します。大人は一般700円、会員は650円でした。こちらは温泉ではないので、付近の他の温泉と比較すると値段が安めです。
下駄箱も脱衣所のロッカーも100円玉返却式のロッカーなので、あらかじめコインを準備しておくと良いでしょう。もちろん、両替機もあります。
お風呂は内湯には各種ジェットバスや水風呂、座湯、洗い場などがあります。もちろん、シャンプー等は完備されています。ドライサウナも大きい部屋になっていました。テレビも付いています。
露天風呂は寝湯、人工温泉、壷湯、乳白色のお風呂、釜風呂などがあります。釜風呂には塩も壺の中にたくさん入って置かれていました。身体に塗りたくると、スベスベになりました。漢薬蒸風呂の蒸気には七種類の和漢植物、サンチシ、カワラヨモギ、ジオウ、トウキ、シコン、オウバク、ヨクイニンの有効成分が入っています。
露天風呂からはちょうど雪が見えました。東京の温泉で雪見風呂が楽しめる機会も珍しいので、良い経験ができました。
お風呂からあがったあとは、お休み処で休憩です。
リクライニングチェアが並んでいて快適な部屋でしたがなぜか空いていました。お昼時でしたので、食事処に人が流れたのかもしれません。
夕涼みテラスには、江戸時代中期に黒田官兵衛の孫、長政の三男、秋月藩黒田長興の屋敷門として建てられた黒田門があります。明治29年に赤坂二丁目の黒田藩邸に移築された後、昭和43年に寄贈を受けた貴重なものです。
ゆっくりとできて良い施設でした。
【2014年4月14日追記】
先日、花見の特集番組で、よみうりランドどこちらの丘の湯が紹介されていました。桜が咲いているシーズンには園内の桜がとてもきれいだそうです。また、夜も特別に営業しているということでしたので、機会を作って今度は行ってみたいです。また、こちらの丘の湯についても、露天風呂から桜が見えて綺麗だと紹介されていました。
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