東久留米の南沢湧水群から涼しいスポットを求めて竹林公園に移動

 落合川や南沢の湧水群を見て少し涼んだ後、近くに竹林公園というところがあることを知り、寄ってみました。竹林公園は1974年に整備されて、1983年に新東京百景に選定されました。東久留米市が南沢の竹林を購入して公園にしました。その後も何回かに分けて周囲の竹林を買い取り拡張されています。東久留米駅西口からは歩いて10分ほどの場所になります。

 南沢緑地から700メートルほど下流、落合川の右岸斜面に所在します。竹林公園がある場所の標高は段丘平坦面で55メートル、湧き水があるところで44メートルで、湧き水からの流れは落合川に合流します。竹林を一周できる遊歩道が整備されています。

竹林公園へのぶんき

住宅地を少し歩くと竹林公園への分岐がありました。木陰道を公園へと歩きます。

竹林公園へとあるく
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小川発見

すぐに小川がありました。

小川

この竹林公園の中からも湧き水があるようです。

東久留米市竹林公園

そして、こちらが竹林です。うっそうとしています。面積はおよそ6,100平方メートルあります。アップダウンのある場所にあるので園内には随所に高低差があります。

竹林

 水が湧いている場所もすぐにわかりました。大人がこちらの水の中に入っていたので、水はとても濁っていたのが残念です。ただ、わき出してくる水で徐々に透明度が上がっていました。

湧き水

竹林が広がっています。思っていたよりも意外と広いです。

竹林

周辺の地図もありました。園内を一周できるように遊歩道も整備されています。

竹林公園の地図

 竹林の中の遊歩道はまだまだ続きます。とても涼しいです。

竹林の中の遊歩道

 先日、鎌倉の竹林で有名なお寺に行きましたが、そのときのことを思い出すような場所でした。園内にはウッドチップが敷かれているので、歩きやすいです。

竹林の中を進む

 落合川と南沢湧水群とのセットで回るのにはちょうど良い場所にあると思います。

竹林の中の遊歩道

竹は全部で約2000本

 全部で竹は2000本もあるそうです。もともとは竹林が自生していた場所でしたが宅地化が進んだために東久留米市が自然保護のために買収して公園として公開しました。

竹林
竹林の中の遊歩道

 今回はとても暑い日でしたが、落合川の周辺や南沢湧水群、そしてこの竹林公園では少し涼しさを感じることができました。

東京都東久留米市南沢1-7

【2022/07/23追記】

天気予報の中継

 天気予報を見ていると、こちらの竹林公園からちアナウンサーが中継していました。この日は朝から暑くて35度程度まで気温が上がりました。夜もまだ暑いのですが、こうして竹林からの中継を見ているととても涼しく感じます。

【2025/09/01追記】

竹林公園の再整備

 東久留米市では令和5年度から竹林公園をフィールドとしたストックマネジメントプレビュー事業としてバリアフリーの視点を持ち既存の景観やコンセプトを尊重しながら多世代交流や遊び、学びの場としての再整備について小学生やその保護者から意見を聴きながら進めていると発表しています。どんな公園に整備されるか気になります。

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