小樽運河は大正から昭和初期の情緒たっぷり

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小樽運河に行ってみました。内陸に水路を掘ったのではなく沖合を埋め立てた際に陸との間に出来た水路が小樽運河です。

Wikipediaによれば海上に停泊した船舶からの貨物をのせた艀船をこちらの運河に係留し貨物の荷揚げをしていました。しかし、この人手で荷揚げをする方法は戦後になってからは衰退していきました。さらに戦後には樺太との交易が無くなったことから小樽運河は急速に廃れてきました。

1960年代には小樽市側は全面埋め立てを実施して道路にする計画を作りましたが反対運動が起こり、運河の半分を残す妥協案を提示しこの方式で工事に着手しました。その後、運河のほとりに散策路が出来たりガス灯が整備されて小樽の一大観光スポットになりました。

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旧小樽倉庫に運河プラザというところがあります。こちらには観光案内所も併設されていますので、立ち寄ることをお勧めします。

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小樽市で札幌バイパスを延長して運河を埋め立てて道道臨港線を建設することが昭和41年に都市計画で決定しました。その後、小樽市の歴史遺産として運河を保存しようと呼びかけた市民グループの手によって小樽運河は完全埋め立てから守られました。

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倉庫はとても立派なのですが、倉庫の中は「びっくりドンキー」があるようです。景観に配慮した字体にはできなかったのか、気になるところです。

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このほか、食事をするスポットとしては小樽運河食堂があります。(小樽運河食堂 | comsen)

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【2022/02/07追記】残念ながら小樽運河食堂は閉店してしまいました。一時は2020年6月30日まで休業の掲示があったようですが、そのまま閉店となってしまったようです。新型コロナウイルスの影響でしょうか。

運河のほとりには遊歩道が整備されています。

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【2022/02/06追記】

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よみがえる新日本紀行 運河のある街

先日、NHKで「よみがえる新日本紀行」という番組が放送されました。昭和50年に放送された「運河のある街-北海道小樽市-」を鮮明な画像に焼き直した作品です。貴重な運河の埋め立て計画を巡って市民の意見が真っ二つに分かれて対立していた当時を収録していた貴重な作品でした。

完全に運河周辺のの姿が残っている姿を見ることができるので貴重な作品です。

この放送から45年が経過しました。小樽運河の全面埋め立て計画は中止されて、小樽運河はこちらで紹介したように観光の目玉になっています。小樽運河が残ってくれて本当に良かったです。

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