ハノイで会議が終わって、近所のフォー屋で鶏肉のフォーを食べたあと、ガイドブックに載っていたCà phê Phố Cổ(カフェ フォーコー)という、ホアンキエム湖を見下ろすカフェへ行ってみました。多分、ガイドブックがなかったら、その存在、入口の場所すら分からなかったと思います。
ホアンキエム湖沿いにケンタッキーフライドチキンが入居している建物があるのですが、その上層階にCà phê Phố Cổはあります。入口はホアンキエム湖から見て建物の反対側、薄暗い内部に続く廊下を入っていったところです。
この廊下を歩いて行くとこの階段があります。
この階段を上る手前で店員が立っていますので、メニューを見せてもらって、注文をします。店員が上の階まで注文を取りに行くのが大変なためでしょう。
注文が終わったら階段を上ります。今回はアイスのたまごコーヒーを注文しました。
階段を登って行くと、螺旋階段が見えてきます。
この螺旋階段の途中で振り返るとこんな情景が広がっています。とにかく不思議な空間です。
螺旋階段を上ると最初のフロアに着きます。
テラス席のようになっている席は見晴らし満点ですが残念ながら席が埋まっていました。
後ろ半分の半室内の空間で席に座りました。こちらの席でも十分に風が通って気持ちが良いです。
眺めも最高でした。
そうこうするうちに、アイスたまごコーヒー(エッグコーヒー)が運ばれてきました。
見た感じはタマゴという雰囲気は一切ありませんが、飲んでみると、やっぱりタマゴの味がします。ミルクセーキにコーヒーを入れたものと考えたほうが自然かもしれません。思っていたよりも飲みやすいものでした。ハノイ名物の一つでカフェ・チュン=Cà phê trứngとも呼ぶようです。
ふと、もう一つ上にもフロアがありそうなことに気がつきました。試しに階段を上ってみると、やはりカフェスペースがありました。
こちらの方が人が少なくて、ゆっくりとできました。
一方、タマゴコーヒーの方ですが、タマゴはよく泡立てられているようで、泡立っています。卵黄を泡立てたもので、濃厚なタマゴの風味です。
また、コーヒー自体にもタマゴの味が行き渡っていて、濃いめのベトナムコーヒーの味とよく合いました。
周りを見渡すと、欧米の方が多いようですが、所々に日本人もいます。
また、ホアンキエム湖に行く機会があったら、立ち寄りたいお店です。
コメント