鎌倉駅から長谷駅を通って、ドラマの舞台にもなった古民家カフェなどを見ながら極楽寺駅まで散策しました。
鎌倉駅の江の電乗り場がある方から市役所の前などを通りまっすぐに長谷の方へと歩きます。地元の人も観光客もかなり多くの人がこの道は歩いていました。道路の方は長谷に近づくにつれて混雑していきます。
ひなや
こちらの「ひなや」というお店は良い雰囲気を醸し出していました。
とても歴史がありそうな牛乳屋さんもあります。看板の文字が右から左に向けて書かれています。
調べてみると、この柴崎商店は創業が明治22年ということでした。明治の宅配サービスをしているそうです。
長谷駅に続く道に曲がると、そこは観光客でごった返していました。歩道が狭いので、かなり危ないところです。
注意しつつ通り抜け江の電の踏み切りを渡って海側に出ました。
ドラマのカフェ
まもなく、小泉今日子が主演していたドラマ「最後から二番目の恋」の舞台となったカフェがあるはずです。
iPhoneで地図を見ながら路地を歩いていきます。
クネクネと路地を曲がっていきます。
だんだん、それらしい雰囲気になってきました。先にはRという暖簾の出ている古民家カフェがありました。
この日は予約でいっぱいになっているそうです。
あの蔦が絡まっている古民家が目指すカフェのはずです。
坂の下カフェは満席の表示です。
とてもたくさんの人が順番を待っていました。「最後から二番目の恋」は2012年に放送されたドラマですが、ロケ地が今でもこれだけの人気があることには驚くばかりです。
力餅家
力餅家が見えてきました。小泉今日子のドラマにも登場していました。
続いて極楽寺駅に向かうために切り通しへ向かいます。
途中、大行列のパン屋がありました。
星の井というところがありました。
残念ながら井戸には蓋がかぶさっていますので、井戸の中を見ることができません。
切り通し
極楽寺切り通しに向かいます。鎌倉は海方向を除く三方向を山で囲まれているので、いくつかの切り通しがあります。有名なものでは「極楽寺坂、大仏坂、化粧坂、亀ヶ谷坂、巨福呂坂、朝比奈、名越坂」の7つがあります。
この切り通しの中では化粧坂(けはいざか)切り通しを以前歩いたことがあります。
鶴岡八幡宮から化粧坂(けはいざか)切り通しを通って源頼朝像へ
鶴岡八幡宮から人混みを避けるために源氏山公園の銭洗弁天や源頼朝像へと向かいました。途中、化粧坂切り通しというと…
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極楽寺には来たことがあるのですが、切り通しを歩くのは今回が初めてです。
こちらが極楽寺切り通しです。
極楽寺切り通しを過ぎるとすぐに江の電の極楽寺駅になりました。
極楽洞•千歳開道
江の電の線路の上には橋があり、そこから線路をみるとトンネルがあります。
こちらのトンネルは極楽寺駅方が極楽洞という名前がついています。しかし、逆側では千歳開道という名前になっている同じトンネルなのに入口と出口で名前が違う珍しいトンネルです。極楽洞は桂内閣で大蔵大臣であった曾根荒助氏が、千歳開道は元内閣総理大臣の松方正義氏が揮毫(きごう)したからだと言われていますが定かではありません。
全長は200メートル、煉瓦造りの坑門が特徴です。1906年に着工、翌1907年に竣工しました。
続いて、駅名にもなった極楽寺にも立ち寄りました。
こちらが極楽寺駅です。昔、1970年代だと思うのですが青春ドラマの舞台にもなっていました。あの頃と駅の雰囲気は何も変わっていないと思います。
鎌倉周辺の散策も含めて全部で1万歩ほど歩きました。良い運動にもなったと思います。
【2022年8月31日追記】
極楽寺駅の無人化
江ノ島電鉄の鵠沼駅と極楽寺駅を無人駅にすることが発表されました。2022年9月16日(金)から無人駅に変更されます。。
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