小松グランドホテル向かい側の「カレーの市民アルバ」で満塁ホームランカレー

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小松に美味しいカレー専門店の本店(カレーの市民アルバ)があるという情報を見つけました。アパホテル小松で宿泊するのですがそこからも非常に近いです。場所は同じアパグループの小松グランドホテルの向かい側でした。

こちらのカレーの市民アルバは小松だけではなく、首都圏、近畿地方、広島県にも店舗があるチェーン店です。こちらの小松市の本店は1970年に創業しました。Wikipediaによれば、2006年から加賀電子の子会社であるKGF株式会社がフランチャイズ店舗を運営していましたが2010年に全株式をアルバ本店を運営している有限会社アルバに売却しました。

なお、松井秀喜さんが星稜高校時代に、アルバ金沢鳴和店に通っていたことが随所で紹介されています。

アルバカレーの看板商品は満塁ホームランカレーです。トッピングに「豚カツ、ウインナー、ハンバーグ、クリームコロッケ」の4種類が載っていて、これが野球のベースを想像させることから満塁ホームランカレーという名前が付いているそうです。

アルバカレーのルーはどちらかというと欧風カレーに近いことが特徴です。公式サイトによれば、創業者の方がヨーロッパ修行の末に作り出したカレーで、タマネギをたくさん使って、野菜と牛肉をじっくりと6時間にわたって煮込んで深い味わいを出していることが特徴だそうです。金沢カレーの中では粘度が低くて色も薄いのだそうです。

こちらがカレーの市民アルバです。建物の裏手に専用駐車場もあります。

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建物に大きなメニューがかかっていました。カレーのほかにスパゲッティも扱っています。

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お店の中に入ってみると、夕ご飯にはまだ時間が早かったので、他にお客さんはいませんでした。テーブル席に案内されてメニューを確認しました。せっかくなので950円の満塁ホームランカレーを注文しました。最初からライスが大で4つの具(コロッケ、ハンバーグ、豚カツ、ウインナー)が載っています。

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先にレディースホームランカレーが運ばれてきました。ライスが並盛であること以外は普通の満塁ホームランカレーと変わらないようです。

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そして、こちらが満塁ホームランカレーです。

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確かに分量がとても多いです。

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片側に添えられたキャベツが珍しいですが、意外とカレーとよく合いました。具を先に食べていくとルーも同時に消費されていきますので、最後にご飯だけが残ってしまうという悲しい状態になります。ルーの消費スピードは十分に注意して最後のご飯を食べるまで残るようにした方が良いです。

カレーを食べていると、テークアウトのお客さんが何組も来ていました。そして夕食の時間帯になると店内はたくさんのお客さんで賑わっていました。やはり近所の人にとても愛されているお店のようです。今度は東京にある店舗にも行ってみたいと思います。

【2020/08/17追記】

埼玉県所沢市のグランエミオ所沢に金沢カレーの「ゴーゴーカレー」がオープンすることが報道されていました。国内では75店舗目になるそうです。

金沢カレーを名乗るための定義は下記の通りです。

  1. ルーは濃厚でドロっとしている
  2. 付け合わせとしてキャベツの千切りがのっている
  3. ステンレスの皿にもられている
  4. フォークまたは先割れスプーンで食べる
  5. ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている

石川県出身の松井秀喜選手な海外での活躍ぶりに感動して起業、背番号の55にちなんで、55の工程を5時間かけてじっくりと煮込んで55時間寝かせて旨味を熟成させたオリジナルルーが特徴です。今度、所沢に行った際には立ち寄りたいと思います。

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