お盆時期の信州への旅行で、戸倉上山田温泉のホテル清風園で宿泊しました。旅行に行く二週間ほど前にホテルを探したので、ほとんどの宿が満室になっています。そんな中で、ホテル清風園の平日限定ビジネスプランというのに、まだ空室がありました。
部屋が喫煙室であることと、千曲川が見えないところの部屋になるようですが、それ以外は特に支障はなさそうです。また、何と言っても値段がツインの部屋に2人で泊まると一泊7000円になるというのが最大の魅力でした。これで、朝食バイキングは付いてきます。
信州であれば涼しそうなことと、NEXCO中日本で2017信州めぐりフリーパスという企画をやっていることも決め手になりました。信州めぐりフリーパスを使うと、東京から信州までの往復高速料金と信州指定エリア内の高速乗り放題がセットになって定額で楽しめます。
到着
清風園には午後5時過ぎに着きました。
駐車場に空きスペースがああったのでクルマを停めると、わざわざホテルから係りの人が荷物を運ぶ台車を押しながらやってきてくれました。これならば、玄関前に荷物と同乗者を下ろして、クルマだけを回送すれば良かったです。
受付で記帳をすると、部屋まで案内をしてくれました。一階には綺麗な庭園があります。また、庭園の一角には足湯もあります。
一階の廊下も暗めの演出で、真っ直ぐな廊下が際立っています。なかなか印象的な演出だと思います。
部屋は3階の庭園と廊下を挟んで逆側にあるところでした。確かに窓を開けても壁しか見えません。
お部屋
部屋は一泊7000円とはとても思えないほど広いです。ビジネスホテルとは雲泥の差でした。部屋にはお風呂とトイレ、金庫、冷蔵庫もあります。設備は万全でした。
お風呂
お風呂は一階にあります。
夜は男湯は「さざれの湯」となります。深夜に男女のお風呂が入れ替わって、朝は男湯は別のお風呂になります。従って、夜も朝もお風呂に入って、どんな設備かを確かめてみたいと思っています。
さざれの湯はリニューアルしたばかりで、脱衣所も浴室も非常に綺麗でした。内湯は大きな温泉の浴槽、掛け湯、ドライサウナ、水風呂があります。
露天風呂にはやはり温泉の浴槽と壷湯がありました。残念なことは、こちらの清風園の源泉が単純泉であることです。近隣の他の共同浴場などは単純硫黄泉なので、ぜひ清風園にも単純硫黄泉の源泉を確保してほしいところです。
ドライサウナは5人ほどでいっぱいになってしまう小さめサイズでした。ただ、サウナストーブが強力なためか、部屋の中が非常にカラッとしています。身体から汗は出ているのですが、すぐに乾いてしまうので、汗をかいた感じがしないサウナでした。
ただ、水風呂との往復を何回か繰り返すうちに汗が出てきたことがわかるようになりました。
脱衣室にはバスタオルもフェイスタオルも置いてあります。従って部屋からタオルを持って行く必要はありません。貴重品用の小さなロッカーもありました。
部屋にはWiFiがあります。ベットの枕元にWiFiのステーションIDとパスワードが書かれています。また、押入れにはソフトバンクのWiFiアクセスポイントが置いてありました。
朝は午前5時半過ぎに満天の湯に行きました。入った当初は2人くらいしか人はいなかったのですが、6時を過ぎた頃にはたくさんのお客さんがやってきました。
昨日入った、さざれの湯よりも全体的にこちらの方が広いです。内湯、サウナ、露天風呂などが全部大きめでした。
二日目
朝食のバイキングは7階の展望会場となります。午前7時から始まりますが、午前7時半ごろに会場へ行きました。
本当に広い会場で席にも十分な余裕があります。また、料理が置いてあるテーブルもゆったり目に配置されているので混雑しないところが良いです。
野沢菜は塩辛くなく、減塩に徹しているようです。シャキシャキ感が十分にあって美味しい野沢菜でした。
サラダと野菜ジュースです。なんとなく健康的な感じがします。
味噌汁はとろろ昆布がたくさん入っていました。美味しいです。
おやきや丸茄子など、長野の名産品もあります。また、鮎の甘露煮など、あまり朝食バイキングでは見ないような食材もありました。
温泉卵です。
デザートはヨーグルトと杏仁豆腐にしました。他にフルーツがあります。
会場は最上階ですので、千曲川の流れがよく見えました。眺めがとても良いです。
【2020/08/21追記】
JR篠ノ井線の姨捨駅は目の前に千曲川流域の善光寺平や千曲市市街地を一望することができて、特に夏の夜景を見る観光客に人気があるそうです。今年の6月には周辺の棚田の水に映る月影が国の日本遺産に選ばれました。次の機会にはぜひ立ち寄りたいと思います。
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