日曜日の夕方5時過ぎ、とても久しぶりに、三鷹の「いしはら食堂」に行きました。このお店、信じられないような庶民的な値段と美味しさで定評のある定食屋さんです。地元の人はもとより離れたところに住んでいる人も、いしはら食堂を目当てに来る人も多いです。三鷹駅南口から歩いて10分強のところ、「さくら通り」という道を歩いて行った場所になります。
8月からとても暑かったり、雨だったりで、週末に井の頭公園の散策などがなかなかできなかったのですが、この日は午後3時を過ぎた頃から晴れ間が広がってきて、しかも25度程度と散歩には最高のコンディションでした。
日曜日の夕方に訪問
井の頭公園や吉祥寺あたりを散策し、その足で「いしはら食堂」に立ち寄りました。
定休日は土曜日なので、日曜日はしっかりと営業をしてくれていました。
店内の様子
店内は夕食にはまだ時間が早かったので空いていました。
新型コロナウイルスの感染拡大対策も実施されています。カウンター席やテーブル席には隣の席との間にアクリル板があります。
こちらは、テツandトモのサインです。
メニュー
さっそく、メニューを見てみました。
今日の夕食
今回は、鯖の味噌煮、目玉焼き、定食の組み合わせです。ちなみに、定食というのは任意のおかずに組み合わせられるもので、ご飯、味噌汁、おしんこのセットです。定食は240円です。ご飯の大盛は50円ましです。これだけの料理の組み合わせで590円というのは嬉しい限りです。
さばの味噌煮
さばの味噌煮は優しい味付けです。骨まで食べられるというわけではありませんでしたが、ポロポロと骨が身から取れたので骨が多くて食べにくいというほどではありませんでした。
目玉焼き
目玉焼きは名前の通りに卵2個分、オレンジが付いているのが嬉しいです。
レバニラ炒め
こちらはレバニラ炒めです。
しゃけ焼き
こちらはしゃけ焼きです。
ごちそうさまでした。
扇屋食堂が閉店
いしはら食堂から見て信号を挟んで斜め向かい側に扇屋食堂という、これまた庶民的な定食屋さんがあるのですが、こちらが2021年8月27日に閉店してしまったそうです。いつか、絶対に行きたいと思っていのですが、思ってるだけではダメですね。とても残念です。
いしはら食堂の2016年のレポート
ここからは2016年に訪問したときのレポートです。
【2016年4月8日公開】
最近、テレビでもときどき紹介されるようになった三鷹市の「いしはら食堂」に行きました。こちらのお店、まるで昭和の時代かと目を疑いたくなるような値段でご飯を食べることができます。
昭和50年に元々ラーメン屋だったお店を引き継いで営業を始めたとのことです。今の建物は平成5年に建て替えたものです。それ以来、2019年10月の消費税増税まで値上げをしてこなかったというのですから凄いです。
お店の場所
三鷹駅の南口を下車し歩くと15分弱程度の距離の場所です。中央通りを南に少し歩くとスクランブル交差点があり、ここを左に曲がります。さくら通りという道でずっと昔は品川用水という水路が流れていました。
この道を道なりに進み、しばらく歩いたところの左手にあります。
メニュー
お店の外にメニューが貼ってあるのですが、本当に安いです。目玉焼き120円、タマゴ焼120円、ハムエッグ170円、さばの味噌煮180円などのメニューが並びます。
隣にはコインパーキングがありますので、クルマで行っても大丈夫です。
中華そば「江ぐち」、孤独のグルメなどの原作者で知られる久住さんのサインがありました。
店員さんがお茶を持ってきてくれました。調味料は醤油、ソース、一味、胡椒、塩などが並んでいます。
メニューは壁に貼られている札を見ます。信じられないほど多くのメニューがあります。値段の部分がところどころ白い紙で書き換えられています。
今まで何回にも渡り消費税の増税が行われてきたので、その分の値上がりがあったのではないかと推察しています。それでも十分に安い価格です。
おかずの他に「定食」を選ぶと200円を追加することで、ライス、味噌汁、お新香が付いてきます。好きなおかずに「定食」を追加すると、××定食が完成します。
料理が到着
今回はご飯を控えめにするために、定食は選ばずにライスの小を注文しました。120円です。
目玉焼き
こちらは150円の目玉焼きです。自分の家で料理を食べているような、ほっこりとした気分になります。
実は目玉焼きの下には千切りキャベツとオレンジが隠れています。
スタミナ炒め
スタミナ炒めです。300円でした。こちらも気取った感じがなく、家で食べる料理のようです。レバとニラを見ていると、確かにスタミナがつきそうで、味も濃い目についているので、ご飯がよく進みます。
【平成29年2月24日追記】
たけしのニッポンのミカタ
テレビ(たけしのニッポンのミカタ)を見ていると、いしはら食堂が出てきました。朝5時から開店していて、メニューが豊富、そして値段が安いことを説明しています。
朝5時にオープンすると、出勤前の久我山高校の先生や徹夜明けのタクシー運転手などがひっきりなしにやってきます。
忙しいお昼時には、揚げ物、焼き物などを一気に調理します。昼間の休憩時間には三鷹駅南口の三平ストアで買い出しをしていました。
常連さんには小皿の一品サービスがあります。お店のお客さんの半分は常連なのだそうです。78歳の石原さんは16時間も仕事をし続けて、閉店間際にはとても疲れているようでした。そして、午後8時には閉店となります。
閉店!?
いしはら食堂が閉店するという話がTwitterで話題になっていました。一時期、こんな貼り紙が貼られていたようです。
え?・・
いしはら食堂
え?・・・ マジか・・#三鷹#閉店#いしはら食堂pic.twitter.com/M5iERUbZmA— シーシャ処三鷹アンタレス_SAMY (@MitakaShisha) October 6, 2020
ただ、その後の情報も探してみると、営業を続けてくれているようです。良かったです。
三鷹に到着で、チェックインまで飯食ったりで時間潰します。が、この手の定食屋大好きー! at いしはら食堂 https://t.co/RTiHjxGZxr#miil
— Yolozuya_海老蔵。 (@qol_abzo) July 30, 2021
【2021/11/03追記】
しばらくの間休業
文化の日にお店の前を通りかかると、「しばらくの間、休業します」の張り紙がありました。
いつまでの休業なのかが分からず不安ですが、必ずの再開を期待しています。
【2022/04/02追記】
その後、一時的に営業していたこともあったのですが、またお休みになってしまいました。閉店したと伝えるサイトもあります。できれば、また食べに行きたいので、ぜひ再開してほしいです。
いしはら食堂が閉店
さらに調べてみると、4月1日付けで閉店を知らせるお知らせが出ているそうです。
三鷹の「いしはら食堂」さんに行ってみたら閉店の貼り紙が貼ってありました。謝る必要なんてまったくないです。今まで営業していただいて本当にありがとうございました!https://t.co/K4mtw5caZApic.twitter.com/poJwkf97CD
— キチナビ@吉祥寺のランチカフェ・地域ブログサイト (@kichinavikun) April 2, 2022
とても残念です。中華そば「みたか」(江ぐち)のように、どなたかが店を引き継いでくれないものでしょうか。
【2022/07/31追記】
三鷹の町酒場として復活
いしはら食堂の建物はそのままに、三鷹の町酒場として復活しました。
こちらのブログによると、残念ながら別の人が経営しているようです。お店の名前は三鷹の町酒場ではなく、「しろまる」という名前です。店内はいしはら食堂のときの雰囲気のままです。
定食もあるようなので、今度、三鷹に行ったら寄ってみたいと思います。
【2022/09/07追記】
お店の前を通ったので写真を撮ってきました。
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