飯能市にある老舗のうどん屋さん、「古久」の食事券を飯能市からいただいていたのですが、前回、土曜日に来た時は開店前から駐車場が満車、店の前には長蛇の列ということで諦めていました。
最適な来店時間は?
オープンするのは午前11時、前回は土曜日の午前10時半に来たのですがダメでしたので、今回は土曜日の午前9時45分に来てみました。
すると、お店の横に7台停められる駐車場は全く車が停まっておらず、お店の前にも人はいませんでした。ただ、イスは並べられていたので、もう並んでいて大丈夫なようです。
後から来た人が車を停めやすいように、一番奥のスペースにバックで駐車、お店の前で先頭に並びました。
すると、5分も経たぬうちに、次のお客さんが車で到着、さらに徒歩でその次のお客さんも列に並んで、午前10時前に6人待ちになりました。
古久やの始まりは大豆や小麦、お米を扱う穀物屋で、「こくや」の由来は「こくもつや」からきているそうです。江戸末期からはうどん店として営業しています。大正時代に区画整備があったため、現在の場所に移転しています。
建物は昭和2年に建てられたものです。
周辺散策
ただ、まだオープンまで1時間あります。付近を探検しました。
こちらは向かい側にある「いかだ最中本舗 原屋」です。
原屋は現在は別の場所でお店を構えています。(〒357-0045 埼玉県飯能市笠縫341)
こちらは、古久やの隣にある郵便局です。
こちらは、古久やの並び数件先にある蕎麦屋(だと思ったらガレットをメインに扱われているそうです)さんです。蔵をそのまま店舗にしているようです。
明治後期に建てられた元絹問屋の蔵を利用しているそうです。お店の名前は「工房 時」、手塚治虫さんとも親交があった元アニメーターの方が店主をされているということで、店内にはアニメにちなんだ展示があるようです。今度、行ってみたいです。
飯高通り(広小路から飯能高校に向かう道なので飯高通り)という道に面しているのですが、今では住宅街の普通の道という雰囲気ですが、昔は賑わっていたのかもしれません。
古久やの開店時間に向けて
10時10分に次の車が来ました。駐車場には車が3台です。
さらに10時15分に立て続けに2台の車が来ました。
10時半の時点でお店の前は10人待ちの列になりました。駐車場も満車です。また、お店の人が人数確認をしていました。
メニュー
10時35分に注文をとり始めました。こちらがメニューです。
肉つゆうどん(並)の麺が冷たいものを注文しました。この時点で行列は24人でした。
この日は日差しが強かったので、日傘も出してくれました。
入店!
10時48分に入店、少し間隔をとって22人座ることができる大広間です。座敷の席のみのようです。土間から座敷には上がりやすいように手すり付きになっています。
年季の入った家具が渋いです。
お店の天井も年季が入っていました。
肉つゆうどん(並)
しばらくすると、肉つゆうどんが運ばれてきました。二人分です。
武蔵野うどんは太くてコシがあることが特徴ですが、古久やのうどんはコシがありつつもツルッとした喉越しを楽しめるように少しだけ細めになっています。
並でも麺の量は400gもありますのでボリュームたっぷりです。
カツオと鯖節で煮出した甘めのつゆです。
小ぶりの器に具沢山なので、うどんをつける場所がありません。少し具を食べるか寄せるかしてから、うどんの麺をつけて食べてみました。やはり美味しいです。
肉厚な国産豚バラ肉からの肉の旨みや干し椎茸の出汁、ネギの甘みがつゆに溶け出しています。
この七味唐辛子、辛すぎることなく美味しかったです。
ゆずで味変することもできます。
そば湯ならぬうどん湯、釜湯が提供されるのも特徴です。
ごちそうさまでした。
ヤマノススメとのコラボ
飯能市の繁華街を歩いていて気がついたのですが、アニメ作品「ヤマノススメ」の宣伝ポスターなどが至る所にありました。後で調べてみると、ヤマノススメに出てくる主人公や友だちが飯能に住んでいるという設定になっていました。ちょうど、ゆるキャン△における身延の位置づけということになりそうです。
【2023/11/11追記】
再訪問
11月の土曜日、帯状疱疹ワクチンを打ったあとで飯能の古久やに行きました。今回も飯能市のふるさと納税返礼品を利用しました。
午後12時ちょうど頃に到着、混雑していることを覚悟していたのですが、駐車場も出ていく車がちょうどいて、お店の前も待ちは3組ほど、5分ほどで店内に入ることができました。開店と同時に入ったお客さんが出ていくタイミングだったのかもしれません。
今回は肉つゆうどんの並とイカの天ぷら、かき揚げを付けました。
今回はつゆが大盛りでした。
天ぷらは揚げたてではありません。切ってあるのでとても食べやすいです。
ご馳走様でした。
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