オートパーラー上尾で昭和レトロな自販機で「うどん」と「トースト」を堪能

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埼玉県の上尾市、国道17号線沿いに、昔ながらの「うどん」などの自販機を置いてあるところがあるという情報がネットにあったので、行ってみました。国道17号線を東京から熊谷方面に向かって走る必要があります。逆向きだと中央分離帯がありますので行くことができません。

場所は少し分かり難そうでしたので、通り越すことがないように、ナビに情報をセットしてから行きました。五十音検索で」オートパーラー上尾できちんと出てきました。

オートパーラー上尾の向かい側にはケーズデンキがありましたので、こちらを目印にしても良いかもしれません。

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店内に入ってみました。基本的にゲームセンターとなっていて、ゲーム機がたくさん並んでいます。しかし、正面玄関から向かって左奥の方へ歩いて行くと、目指していた自販機コーナーがありました。カップヌードルの自販機、うどん、蕎麦の自販機、ジュースの自販機が目に入ってきました。

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まずは、うどん、そばの昭和レトロな自販機前に行ってみました。天ぷらそばと天ぷらうどんの2種類があります。500円玉がまだ流通していない当時の自販機のためか、500円玉を使うことはできません。

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値段は250円です。つい最近まで200円で食べられたようですが、最近250円に値上げされました。単なる「うどん」というだけではなく、昭和時代の雰囲気を味わうことを重ねれば250円でもリーズナブルだと思います。

300円を入れて、てんぷらうどんのボタンを押してみました。きちんと50円玉のお釣りが出てきました。

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出来上がりまで25秒間、待つ必要があります。この残り秒数を表示している部分はニキシー管という表示板を使っているのだそうです。ガラス製の真空管に似た構造をした放電管で中に数字の形をした導体が封入されています。電圧をかけることでこの導体が発光します。1960年代には一般的に使われていた表示用のデバイスでしたが、その後は発光ダイオードや液晶などの新技術が出てきたために1990年代までで全てのメーカーで製造が終了されました。

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出来上がると、この取り出し口に奥から押し出されてきます。

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容器は結構熱いです。ツユをこぼさないように、テーブルの上に持って行きました。容器は柔らかいプラスチック製の入れ物です。強く押すと容器が簡単に歪みます。この容器は再利用しているのではないかと思います。

箸や薬味は自販機の中程にあるところに準備されています。

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かき揚げがしっかりと載っていますが、さすがにカリッとした揚げたての味わいを楽しむことはできません。ただ、自販機のうどんとしては十分な品質だと思います。

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スープは底の方に味がたまっているので、食べる前によくかき混ぜます。かき混ぜていると、下から「うずらの卵」が出てきました。

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味付けはしっかりとしていて、ちょっと塩っ気も多いような感じもしました。ただ、自販機でこんな「うどん」が提供できるのかと感心しました。機械も非常に綺麗にメンテナンスされています。私が食べたあともお店の人がやってきて、機械の中に補充をしていました。

続いてトーストサンドも食べてみました。事前に情報を仕入れていたので、どこにあるのか辺りを見渡してみると、別の向きに置かれている一角にありました。

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こちらもメニューは2種類です。一つはチーズハム、そしてもう一つはコンビーフです。どちらも200円でした。コンビーフのトーストサンドはこちらでしか食べることができないと聞いていたので、コンビーフの方を買ってみました。

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こちらもお金を入れてしばらく待っていると、取り出し口のところにトーストが銀紙に包まれた状態で出てきます。かなりしっかりと焼かれていますので、銀紙はかなり熱くなっています。火傷に注意です。

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銀紙を外してみると中からトーストが出てきました。薄切りのトーストが二枚重ねになっていて、その間にコンビーフがはさまれていました。

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コンビーフはかなりの量が挟まれていました。

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こちらも焼き目がしっかりとついて、美味しいトーストサンドです。

埼玉方面に行く機会があれば、またオートパーラー上尾に寄ってみたいと思います。

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