沼津港周辺を散策していた際に、沼津のGOTOイートキャンペーンに相当する、「しずおか食べトクキャンペーン」を実施していることを知りました。LINEで友達登録をしたあと、クレジットカード決済で購入できます。
沼津港近くのうなぎ処京丸で夕食
この日の夕ご飯を沼津港周辺で食べようと思っていたので、6250円分を5000円で購入しました。この周辺で夕ご飯の時間帯で使えるお店を探してみると、専門店うなぎ処京丸というお店を見つけました。
専用の駐車場も準備されていたので、こちらに決めました。午後4時過ぎに入店しました。まだ明るい時間帯でしたので、店内は空いていました。
窓際のテーブル席に座りました。他に座敷もあります。家族連れなど大人数のときは座敷が選ばれているようです。
京丸のメニュー
卓上にあるメニューを確認します。本当にうなぎ関係のメニューが盛りだくさんで、迷いに迷います。特にこちらのメニューは複数人用の特大サイズで度肝を抜かれます。
うなぎまぶし関脇と鰻の生刺身を注文しました。うなぎまぶし関脇はこちらの写真の商品です。
うなぎの蒲焼きがまるまる二匹、うやぎ巻き、ウナギの肝、肝吸、お漬物、薬味、出汁汁がセットになっています。
ご飯の量は関脇でも1.0Kg、一合は300グラムでお茶碗2杯分なので、お茶碗換算で7配分程度になる計算です。2人で行ったのですが、1人お茶碗3杯分程度であれば食べられるだろうと考え注文してしまいました。ついでに、なかなか食べることができない、鰻の生刺身も注文しました。
料理ができるまでの間に食べられるように、鰻の骨を揚げたものが提供されました。
パリパリしていて、まるでスナックのように食べられます。
鰻の生刺身
続いて、鰻の生刺身が運ばれてきました。
身が輝いていて、本当に新鮮そうです。
食べてみると、身がシコシコとしていて、全く鰻と聞いて想像する歯応えと違います。
うなぎまぶし関脇
続いて、うなぎまぶし関脇が運ばれてきました。写真だとサイズ感が分かりにくいのですが、直径30cmなので、昭和世代の人であれば、LPレコードのサイズと言えば伝わると思います。とにかくでかいです。
うなぎと玉子焼きの下にはたくさんのご飯も隠れているので、本当に食べ切れるのか?と不安になってきました。
こちらは、うなぎまぶしにする時の薬味やお新香です。
うなぎまぶしにするときに使う、出し汁です。出し汁はお代わりできます。
こちらは、肝吸いになります。落ち着く味です。
鰻の蒲焼きがたっぷりと二枚載っています。頭から尻尾まで、綺麗に焼かれています。お店の人から頭は小骨が多いので気をつけてくださいねとアドバイスをもらいました。確かに頭は骨が多かったです。鰻の頭を食べたのは今回が初めてかもしれません。
先日の「マツコの知らない世界」で鰻の蒲焼き特集をしていたのですが、鰻は尻尾の方が美味しいと紹介されていました。尻尾の方が運動量が大きくて味が凝縮されているとのことです。確かに頭から順番に食べていくと、尻尾の方は美味しかったです。
鰻の身はふっくらとしているのに、鰻の表面は香ばしく焼かれていて、絶妙な焼きか加減です。鰻の産地は分かりませんでしたが、とても美味しかったです。
しゃもじで茶碗によそってみると、意外と厚底になっていて、ご飯の層は薄かったののが救いでした。
こちらの卵焼きもとてもボリュームがあります。
鰻の肝です。
この鰻の表面の焼き具合が最高なことがこちらの写真で伝わるかと思います。
玉子焼きの中には鰻が隠れています。鰻の蒲焼きが無かったとしても、これだけでも十分に満足できる料理です。
茶碗にご飯をよそって鰻を載せるとこんな感じになります。ご飯は全体に良い感じにタレが行き渡っています。タレが足らない場合にはテーブルの上にもタレがあるので調整可能です。
出し汁をかけるとこんな感じになります。お茶漬けなように、サラサラと食べられます。出し汁は薄味で、うまく鰻の風味を引き出してくれました。
無事に完食することができました。
大人2人でこちらのお店を訪問した際は、鰻一匹の鰻重を二つ頼むよりも、こちらの関脇を頼んだ方が、色々なアレンジもできて、コストパフォーマンスがかなり高いと思います。
ごちそうさまでした。
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