接岨峡温泉や奥大井湖上駅などの観光をしたあと、国道362号線を使って千頭から静岡方面に出ました。車で走っていると、「おでん」ののぼりが出ているお店がありました。落ち着い佇まいのお蕎麦屋さんでお店の前には車を停めるスペースもあります。いったん、車で通り過ぎってしまったのですが、Uターンしてお店に戻ってみました。
接岨峡温泉会館でお昼ご飯を食べたので、そこまでお腹はすいていません。そこで、お蕎麦などは食べずに静岡おでんを食べさせてもらうことにしました。車を停めてお店の方に歩くと、別の建物から店主の方が出てきて、応対してくれました。おでんを食べたいことを伝えると、お皿を持ってきてくれて、建物の外にあるおでんの鍋から好きなものを選んで食べるように教えてもらいました。こちらがおでんの鍋です。
近くから見ると、こんな感じになっています。
静岡おでんは、以前にも食べたことはあるのですが、やはり真っ黒い出し汁が特徴的です。濃口醤油や味噌で味付けをして、牛筋や鶏肉からとった出汁を継ぎ足していくので、色が濃くなると言われています。
静岡おでんの価格は肉串が120円、太串が110円、細串が90円です。
おでんの鍋の横には魚粉や味噌がありますので、好みに応じて使います。
今回は、たまご、肉串、黒はんぺんを食べてみました。
あれだけ出し汁が黒いので、味も濃いのだろうと思っていたのですが、食べてみると、とてもあっさりとしています。確かに魚粉や味噌をつけて食べると、ちょうど良い味になります。
冷たいお茶が静岡おでんと合っていて、すっきりとしていて、とっても美味しいです。
ごちそうさまでした。
また、大井川上流域に行くときに利用させていただきます。
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