神奈川県の愛川町郷土資料館を見学

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愛川町郷土資料館

8月10日に「神奈川県立あいかわ公園」に行ってきました。こちらでレポートしています。

宮ヶ瀬ダム近くの神奈川県立あいかわ公園を散策
8月10日(火曜日)に神奈川県にある県立の「あいかわ公園」に行きました。宮ヶ瀬ダムのすぐ近くにあり宮ヶ瀬ダム周辺振興財団が管理しています。あいかわ公園駐車場この日はお昼少し前に現地に着きました。前回来たときにはもっと早い時間に着いて駐車場が...

あいかわ公園の中を歩いていると、かなり新しい建物の一つに愛川町郷土資料館と書かれている建物がありました。入場無料と書かれていましたので、中に入ってみることにしました。

玄関から中に入ってみると、まず目に飛び込むのが古代象の化石標本(レプリカ)です。300万年前には愛川町には象がいたそうです。


さらに奥に進んでいってみると、昔存在した中津渓谷というところにあった植物に関する展示がありました。中津渓谷は神奈川県愛甲郡愛川町と清川村の中津川中流部に存在した渓谷です。非常に素晴らしい渓谷で東京近郊の渓谷として親しまれていましたが、現在は宮ヶ瀬ダムと石小屋ダムが建設されたことで当時の面影はほとんどなくなってしまったそうです。当時の中津渓谷の様子を今に伝えています。

そして、他には里山に生息する動物たちが展示されています。その奥をさらに歩いていくと、戦国時代の古戦場にまつわる展示がありました。地域に残る史跡や関係資料が展示されています。他に街の変遷などが当時の写真と今の写真が対比する形で展示されていて、どんなに大きく街が変わったかを知ることが出来るようになっています。

郷土資料館の展示室

「ふるさとの芸能」というコーナーででは県指定の文化財である「三増の獅子舞」が紹介されています。

特別展示のコーナーでは戦争に関する展示が行われていました。格納庫などの一部については現存している遺構もあるようです。

愛川町というところは、今まであまり接することが無かったのですが、どんな文化や自然、そして街の歴史があるのかを体系的に知るためには良い施設だったと思います。

郷土資料館|愛川町ホームページ
愛川町域の文化財を保存するとともに、町内外の方々に愛川町の歴史や自然を紹介する施設として開館しました。「来て、見て、楽しんで」をキャッチフレーズに、常設展示室は、時代順ではなく、「中津川の岸辺」「修験集落八菅山」「ふるさとの芸能」など、愛川...

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