浦安のディズニーリゾートにあるシルクドゥソレイユシアターに行き、ZEDを見てきました。
このZEDの公演については2011年末をもって終了することがすでに発表されています。本来であれば、2008年から12年間の契約を結んでいたようですが、「この契約の中でビジネスを成り立たせることが難しい」と判断したのだそうです。
この劇場を使って何か新しい公演が始まるものかと思っていたのですが、読売新聞にあったオリエンタルランドの社長のインタビューをみると、「劇場跡地の活用は検討中。年度内に目処をつけたい」と話しているので、劇場も取り壊されるのかもしれません。
イクスピアリのとなりにシルクドゥソレイユシアターはあります。クルマはシアターの前にあるイクスピアリの屋外駐車場に停めました。シアター専用の駐車場はなく、イクスピアリの駐車場に停める仕組みになっているようです。
午後4時開演のチケットを事前に楽天チケットで予約してありました。駐車場に着いたのは午後2時頃です。この時間にすでに駐車場には混雑の表示が出ており、確かに場内に入ってみると、空いているエリアをなかなか見つけられませんでした。
この日は土曜日でしたが、天気も悪く、時々、強い雨も降っていましたので、それほど混雑していることはないと思っていたのですが、とても混雑していて驚きました。
イクスピアリで食事をしたあとで、開場時間にあわせて、シアターの中に入ります。16時の回は15時15分から入場することができました。ただ、前の回がまだ終わっていないため、ロビーで待たなければいけません。ロビーにはあまり椅子がありませんので、あまり前もって入場することはお勧めできません。開演時間の15分前に入場すれば十分だと思います。
やがて、ホールへの入り口が開放されました。かなり、広い会場です。ステージを取り囲むように扇型に席が配置されていました。どこの席からでもステージはよく見えます。
座席は中央に近いところはびっしりとお客さんが座っていましたが、サイドの席はほとんどが空席でした。土曜日の夕方でもこんな感じだったとすると、平日はかなり厳しいのかもしれません。
開演時間が近づくと、ピエロが二人、客席に現れて、遅れてくる客に絡んでいました。しばらくすると、そのままピエロがステージのうえに上り、ステージの開幕へとつながっていきます。
ストーリー仕立てになっていて、空中ブランコや綱渡りなど、サーカスの曲芸が組み合わされつつ、ストーリーが展開されていきます。専用劇場を使っていることもあり、シーンの移り変わりはとても早くて良くできていると思いました。
ZEDは、主人公のゼッドが「天」と「地」を旅する物語で、13から構成される章で作られています。
1:すべての始まり
2:天の誕生(バンジー)
3:地の誕生(ラッソ)
4:天に向かって(ポール&トランポリン)
5:初めての光景(ソロ・ティシュー)
6:炎の振り子(ハイワイヤー)
7:ケルヌーンの火(ジャグリング)
8:バベルの塔(バンキン)
9:ZEDの恋(ストラップ)
10:2つの世界に通ずる呪文(バトン)
11:天と地の出会い(ハンド・トゥ・ハンド)
12:祝祭(フライング・トラビス)
13:祭典(シャリバリ)
人間も鍛えれば、ここまでのことが出来るようになるんだと感心ばかりしていました。
最後のカーテンコールでは、何回も何回も出演者が出てきてくれて、良かったです。こんなに完成されたステージが見られなくなってしまうことは実に残念です。あと3ヶ月弱となりましたので、興味がある方は早めにみたほうが良いかもしれません。
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