2015年11月3日に航空自衛隊 入間基地の航空祭が開催されました。その日は何気なく、埼玉県の床屋さんによってカットをお願いしているときに、「今日は入間基地で航空祭ですね」と教えてもらいました。会場の周りは混雑しているだろうと知りつつ、午前10時過ぎに稲荷山公園駅付近に行ってみると、駐車場はどこも満車の札がかかっています。比較的近所にあるイオンの駐車場までが満車の表示で長蛇の列ができていましたので、やはりクルマを停める場所に困っている人がたくさんいるようです。
入間市の大盛店「古都」で食事
航空祭を見るのはあきらめて、そのまま入間市の古都という大盛で有名な食事処に行って腹ごしらえをしました。古都のレポートはこちらで紹介しています。
そのあと、コストコ入間倉庫店に行って買い物をして帰る途中、茶畑の間を通る道で空を見上げている人がたくさんいる場所がありました。
何があるのかとクルマを停めて確かめてみると、青空に飛行機雲が残っています。
この場所は航空祭で飛び交っている飛行機を見るために、なかなか良い場所でした。会場に行かなくても遠くからでもよく見られることがわかりました。午後2時少し前だったのですが、ちょうどブルーインパルスの実演飛行が実施されている時間帯です。
青空の中の飛行機
見上げてみると単なる青空でしたが、どこからともなくジェット機の音が聞こえてきます。
しばらくすると、下から上に向かって飛行機が急上昇を始めました。まるで、傘でも開くかのようにバラバラの方向に飛んでいき、飛行機の軌跡には飛行機雲が残りました。
今度は左右様々な方向から飛行機が飛んできました。
空には星が描かれました。
続いて灰色の煙をはきながら飛行機が飛んでいきました。
4台の飛行機がぐるぐると回って、不思議な飛行機雲が残りました。
稲荷山公園駅から入間基地は近いので、会場で航空祭を見たい場合にはクルマではなく電車で会場に行くことを強くお勧めします。
【2022年3月7日追記】
入間基地周辺で塗料付着の被害
2021年8月に東京オリンピック、およびパラリンピックが開催されました。このパラリンピック開会式当日にブルーインパルスの発着地点となった入間基地周辺の車などに塗料が付着する被害が発生しました。航空自衛隊は「ブルーインパルスのカラースモークに含まれる物質の可能性が極めて高いと確認した」と11月に発表し、個別の状況を精査し、損害賠償することを決めました。被害の問い合わせは約390件、車両約1100台分にも上るとのことです。
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