江戸東京たてもの園(東ゾーン)を散策

先日、久しぶりに小金井公園の中にある江戸東京たてもの園に行きました。こちらの場所は1991年までは武蔵野郷土館という施設があり、当時は江戸時代の農家や古代住居などが展示されていました。

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武蔵野郷土館の後継施設

その後、武蔵野郷土館を拡充する形で、江戸時代から昭和初期までの現地では保存が困難になったたてものを移築して展示する江戸東京たてもの園として1993年に開園しました。

シンボルキャラクターは「えどまる」

宮崎駿監督の千と千尋の神隠しでは、こらの建物の一部が参考にされています。また、シンボルキャラクターの「えどまる」は宮崎駿がデザインした作品です。

光華殿

こちらのビジターセンターの建物自体も、「光華殿」という歴史のある建築物です。昭和15年に紀元二千六百年記念式典の会場として皇居の外苑に作られた建物で、その後この場所に移築されました。

青梅市の万徳旅館

こちらは青梅市にあった万徳旅館の建物内部です。こちらの建物は青梅市の青梅街道沿い、西分のあたりで昔見たような気がします。

戦後の1950年(昭和25年)当時の様子が再現されています。

客室

井戸

銭湯 子宝湯

こちらは千と千尋の神隠しでもモデルとなった子宝湯です。関東大震災のあとに墨田区の大工さんがみんなに元気になってほしいと豪華な社殿造りにしたのが今に続く銭湯の建物の歴史だと言われているそうです。江戸時代から神社仏閣のような作りになっていたものと思っていたので歴史が短いことには意外でした。

入口の上には温め鳥の彫刻があります。冬の寒い日に鷹が小鳥を捕まえてつかみ、自分の足を温めたそうです。翌朝には小鳥を放して、小鳥が逃げて行った方にはその日は鷹は仮に行かなかったそうです。

今からは信じられないほど安い価格ですが、当時の物価水準のなかでは、それなりの価格だったのではないかと思います。

男湯の方の壁画が富士山になっていました。こちらのサイトによれば、別に富士山は男湯に書くと決まっているわけではないようです。

ペンキ絵を書き換える時に男湯と女湯で富士山の位置を書き換えていたようです。

中島さんという絵師の方がこの絵は書きました。女湯から書き始めて、次に男湯、もしも開店の時間になっても男湯だったら大丈夫というリスク管理がされていました。

男湯と女湯を塞ぐ壁の高さが意外と低いのが面白いです。また、カランの上の絵は九谷の人が絵を書いているとテレビで紹介されていました。

男湯の方だけ、脱衣室から見えるところに坪庭があります。昔は男の人のほうが銭湯でゆっくりとする習慣があったため、男湯だけ坪庭が見えるようになっているのではないかと学芸員の方が説明していました。

逆に女湯は脱衣室の鏡が大きいことと、ベビーベッドがあること、カランの数が多いこと、シャワーがないことが特徴です。女性は家事との両立のために、一気に銭湯に来てカランが取り合いになってしまうので、数が多いのではないかということでした。

こちらは番台で座るところにあった座布団です。

体重計もありました。

小寺醤油店

港区白金五丁目にあった醤油店には缶詰がたくさん並べられていました。

武居三省堂

武居三省堂という文房具屋さんです。

こちらには小さな引き出しが無数に並んだ棚がありました。千と千尋の神隠しで出てきた釜爺の仕事場にあった棚のモデルです。

大和屋本店(乾物屋)

乾物屋さんの一角にはタバコ売り場がありました。昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。こちらも港区白銀台にあった建物です。

店内では干物が並べられていました。

こんな風に鰹節が売られているのも興味深いです。

建物を裏側みると路地になっていて、なんだか下町の雰囲気が出ています。

【2020/11/10追記】

大銭湯展

現在、江戸東京たてもの園では大銭湯展という企画展が行われています。脱衣所にあった頭にずっポリとかぶせるタイプの昔のヘアドライヤー、自動カタモミ器など珍しくて懐かしいものもあります。

花王フェザーシャンプーという粉タイプのシャンプーもあります。チューブ方式もあります。その後にシャンプーは液体になっていきました。

続いてケロリンという黄色い桶が出てきました。最初は白かったのですか、汚れが目立たなくなるように黄色い色になりました。なお、東京と関西ではケロリンの桶の高さが違うそうです。

ミュージアムショップにはレトロなおもちゃがあります。ミンミンゼミというおもちゃは始めてみました。グルグルと回すとセミの音がします。

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