熱海から船で30分の初島を観光

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2月の土曜日に熱海から船で初島に行きました。熱海に行く機会は多かったのですが、初島に行くのは今回が初めてです。熱海港に行ってみると、ターミナルには沢山のお客さんが集まっていました。この港からは初島行きの便のほか、伊豆大島に行く高速船も発着しています。初島に行くのには30分かかりますが、かなり遠くにありそうに思える伊豆大島には45分で着いてしまうのだそうです。

今回は熱海港を8時40分に出る便を利用しました。イルドバカンス3世号という船です。この日は初島丼合戦というイベントが行われていたので、往復乗船券と海鮮丼を食べることができるミールクーポンがセットになって3880円でした。

この日は朝からとても良い天気です。船に乗った後、上の方の甲板に出てみました。この船、一番下の甲板は雑魚寝できるスペース、その上はテーブル席、その上はベンチがいくつか置いてある甲板、最上部の甲板は船の前方、後方を展望することができます。

後方には熱海の街を見渡すことができました。

餌をあげている人がいたので、鳥が集まってきました。船のスピードと合わせるようにこちらを見ながら飛ぶので、とても器用だと思います。

船の前方には特別船室があります。こちらは別途一人500円を支払うと利用することができます。利用したい場合は桟橋の係員に言わなければいけません。船では申し込みができないようです。

やがて初島に着きました。堤防では釣りをしている人がいます。

船内には初島の地図もありました。

船を降りて初島に上陸です。初島港のすぐそばに、海鮮丼が食べられる食堂街があります。

日テレのニュースエブリー、タカ&トシ、温水のブラブラサタデーなどで紹介されたお店もありました。

トイレも可愛らしいです。

食堂街がオープンするのは11時なので、それまで島内を一周してみることにしました。

PICA初島は島を遊ぶ、島を食べる、島と眠る、ゆったりと流れる島時間を満喫できる初島のリゾート施設です。夏には初島RAINBOW SUMMERなどのイベントも開催しています。

亜熱帯の花に囲まれた癒しのハンモック空間、アジアンガーデンR-AsiaやアドベンチャーアイランドVOTAN、海泉浴「島の湯」初島アドベンチャーSARUTOBI、初島ピクニックガーデン、海のプール、宿泊施設などがあります。

遠くに初島の灯台が見えてきました。

初島灯台には灯台資料展示室も併設されています。入館には200円以上の寄付金が必要です。強制的に寄付金を徴収するのは寄付とは言えないので、入館料を200円とそれ以外に寄付を募るという仕組みに変えた方が良いのではないかと思います。

資料館の中には各種のパネルでの展示や実際の灯りの展示などがあります。

レンズは一定方向に光が集まる仕組みになっています。

灯台にものぼってみました。遠くに富士山が綺麗に見えました。

眼下には宿泊できるトレーラーハウスでしょうか。

初島は温暖なのでこの時期には熱海桜、河津桜、大島桜、ソメイヨシノといった4種類の桜が満開を迎えます。

エクシブ初島の入口です。ものすごく大きな建物があります。よく離島にこれだけの物資を運んだものだと驚いてしまいます。

1993年8月に会員制リゾート初島クラブとしてオープンしました。しかし、この時期はすでにバブルが崩壊した後ということもあり、会員権の販売がうまくできずに、1994年には会社更生法の申請を行い倒産してしまいました。

その後、リゾートトラストが支援に乗り出してエクシブ初島となります。この時期、やはり宿泊しているお客さんは少なそうで、ほとんど人の出入りはありませんでした。

JAMSTECの資料館がありました。JAMSTECは国立研究開発法人海洋研究開発機構です。こちらの資料館は2008年3月にリニューアルオープンした施設で、相模湾とJAMSTECをコンセプトとして展示をしています。

相模湾とその周辺を描いた大型の鯨瞰図があります。初島から少し太平洋側に行くと、断崖絶壁のように海が深くなっていることがわかります。

初島の一周はゆっくりと歩いて約1時間ほどでした。結構な坂道もあり良い運動になりました。続いて海鮮丼へと向かいます。

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