静岡の伊東に向かっている途中、お昼ごろに湯河原を通ったので、lunch ittaという食事処に寄りました。桃太郎電鉄にも出てくるお店なのだそうです。この日は九州に台風10号が上陸した影響で関東にも強い雨が降っていました。
道路はとても空いていましたので順調です。お店にはちょうどお昼ごろに到着しました。大通りから川の上にある細い橋に曲がって川を渡り、坂道を登ってすぐのところにあります。建物の横に数台分の駐車スペースがありました。(この川が神奈川県と静岡県の県境になっていてお店は静岡県側にあります)
メニューにこの場所の紹介があったのですが、店主の祖父の代からみかん農家を営んでいて、当時この場所にはたくさんのみかん狩りのお客さんで賑わっていたそうです。この建物はもともとはみかん貯蔵庫でしたが、両親の代で食堂に改装して三十五年になるそうです。和風で明るい雰囲気の店内、4人席に案内していただきました。
そんな店内にはスタジオジブリの音楽が流れています。
メニューをめくってみました。こちらは鰻重および鰻丼です。
こちらはittaの名物丼です。
こちらは炙りチャーシュー丼、塩カルビ丼、塩焼きそばです。
今回はlunch ittaの名物丼、ミニサイズを注文しました。全体量がフルサイズの2/3になります。チャーシューは5時間かけて柔らかく煮込み、煮汁を一晩冷やして固まった脂を取り除きコラーゲンを取り出してタレを作ると紹介されていました。かなり手間がかかっています。注文したときに、自家製のみかんソースをかけて食べるクレームブリュレを推薦していただきました。
こちらが、名物丼のミニサイズです。ミニサイズとは言っても、正直、並盛と言っても過言ではないボリュームです。
この名物丼には、
- 炙りチャーシュー
- 塩カルビ
- ナムル
- キャベツ
- 温玉
- 水菜
- 糸切り唐辛子
がのっています。こちらの名物丼は全日空の機内誌でも紹介されたことがあるそうです。
また、お吸い物には、ネギ、荒磯のり、おふが入っています。ご主人が京料理のご経験があるとのことで、京風の出汁でしあがつています。
このチャーシューが分厚くてやはり美味しいです。味はよくついているのですが、決してしつこくなく、脂ぎっているようで実はあっさりとしています。
温玉の黄身を崩して、ご飯と混ぜて食べました。塩カルビともよく合います。
ごちそうさまでした。
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