今日は青梅市の納涼花火大会が無観客で実施されました。約1,700発が打ち上げられました。コロナ禍なので、人が集まると密になってしまうので、家などから見ることができるように配慮されて開催されました。
青梅市のローカル色漂う花火大会
十数年前に現地に見に行ったことがあるので、とても懐かしい花火大会です。とてもローカルな雰囲気の花火大会で、ゆっくりと花火が打ち上げれていきます。花火を打ち上げる前に提供している会社の名前が紹介されたりするところも、ローカルな雰囲気が漂う花火大会でした。
この永山公園はそんなに広い場所ではないので、打ち上げ地点からさほど離れていないところから見ることができて、とても迫力があるのが特徴です。
こちらは永山公園で開催された時の写真です。
今年はテレビ東京が生中継
そんな、ローカル色漂う青梅市納涼花火大会ですが、なんとテレビ東京で中継されました。テレビ東京では人を呼び込むことを防ぐために、新聞の番組欄などにも青梅から中継することは触れていませんでした。
本当はテレビ東京では隅田川の花火大会を中継していたのですが、コロナ禍で中止になっているので、青梅を選んだようです。また、幕張の花火大会も中継に加えられていました。
中継地点
打ち上げ地点
今年の花火は明星大学の青梅キャンパスから打ち上げられました。例年の永山公園は青梅駅の東側の丘陵の上にある公園ですが、明星大学の青梅キャンパスは、全くの逆側、青梅駅と武蔵五日市駅を結ぶ秋川街道沿いの丘陵地の上にあります。
青梅の花火大会は無観客開催であったため、花火の雰囲気を出すために、専用の櫓を組んで、浴衣姿の女性を立たせて、その後ろから花火を撮影するというテクニックも使われていました。
青梅市役所や昭和レトロ博物館からも中継
また、かなり離れた奥多摩街道沿いにある青梅市役所の屋上からの中継、青梅街道沿いにある昭和レトロ博物館前からの中継も実施しました。
番組の構成
番組では午後7時から30分間は各地の花火の録画映像の放送、その後、カウントダウンののちに、午後7時30分からは青梅の花火の中継とする構成です。幕張の中継と交互に流して、午後8時前に番組は終わりました。
隅田川の花火大会で使う花火を持ってきて打ち上げていたようで、以前見た時よりもテンポが良かったような気がします。
花火の歴史
実はこの花火大会、とても歴史があります。昭和23年に都営バス路線が青梅まで開通したのを記念に開催されました。今もこのバス路線は花小金井駅と青梅の間を結んでいます。
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