東京都府中市の府中市美術館でアルフォンス・ミュシャ「ふたつの世界」を鑑賞

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府中市美術館

東京都府中市の府中市美術館で開催されているアルフォンス・ミュシャの企画展を見てきました。2024年9月21日から始まったばかりの市政70周年記念の展示です。かなり力が入っていました。

美術館利用者の駐車場は徒歩数分の無料の臨時駐車場を利用できます。

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府中市美術館

今回、府中市美術館は初めて訪問したのですが、その立派さには驚いてしまいました。以前行った山梨県立美術館や群馬県立美術館にも引けを取りません。府中市や多摩地域にゆかりのある優れた作家の作品、国内外の主に近代以降のすぐれた美術作品、将来性のある若手作家の作品などを収蔵しています。今回は企画展のミュシャの作品が多く飾られていましたが、その後にはコレクション展として府中市美術館が収蔵している作品も見ることができました。

アルフォンス・ミュシャ「ふたつの世界」

1860年に当時のオーストラリア帝国領モラヴィア(チェコ)のイヴァンツェに生まれて、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアール・ヌーヴォー(ヨーロッパで花開いた芸術様式)の代表的な画家です。

本の挿絵画家として生計を立てていましたが、その後幸運が訪れて大ブレイクします。

舞台女優サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターが大きな評判になり、画家以外ではデザイナーとしても輝かしい足跡を残しました。

今回の展示では、挿絵画家をしていた際の作品「白い象の伝説」の挿絵や「ジスモンダ」、「サマリアの女」など代表的な作品が展示されています。中には下絵と完成作品を比較しながら鑑賞できる工夫がされている作品もありました。全部で120作品以上が展示されていました。

都立府中の森公園

美術館の見学が終わったあとは、都立府中の森公園を散策しました。

こちらの公園もとても広くて、散歩にぴったりの公園でした。

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