愛媛県大洲市のおおず赤煉瓦館を見学(1901年開業の大洲商業銀行跡地)

先日、愛媛県に旅行に行った際に海に面した素敵な景色の下灘駅を見学したのですが、その次に大洲市というところに行ってみました。昭和レトロなグッズが置いてある思ひ出倉庫という観光スポットが気になったためです。現地に着いたあと最初に観光客が駐車できる場所を探しました。思ひ出倉庫から近い「おおず赤煉瓦館」というところにある駐車場を見つけてそちらにクルマを停めました。この日は平日だったのですが、散策している観光客のとても多かったのが印象的です。幸いにもこちらの駐車場は空きがあって良かったです。

こちらが、おおず赤煉瓦館の建物です。

おおず赤煉瓦館

この立派な建物は1901年に大洲商業銀行の本店として建築された建物です。建物はイギリス積みの煉瓦建築、屋根には和瓦、鬼瓦には「商」の字が入っている和洋折衷のデザインになっていることが特徴です。この頃は大洲が木蝋や製糸、舟運の拠点としてとても賑やかだった時代です。

現在は赤煉瓦館の中は上質な大洲雑貨や地元の作家による和小物、工芸品、特産品などの売店になっています。(二階は喫茶店です)

この赤煉瓦館の裏手には中庭や別棟の赤煉瓦の建物があります。建物の中は休憩室として使えたり、有料で貸館もできるイベントスペースになっています。とても素敵な場所なのに1時間あたり数百円という割安な料金体系に驚きました。マルシェや展示会、個展などのイベントに良さそうな空間です。

見学自体は無料でできますので、ゆっくりと回ってみてはいかがでしょうか。

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